新しいピッケルの使い心地2016/04/04 22:19

 新しいピッケルを持って、銀杏峰と部子山に行った。前のピッケルより軽くなっている。使い勝手はと言うと実は時間が短かったので、どうもよく分からなかった。長い時間を使って初めて効果が分かるのだろう。と言うことで効果のほどはGWの春山山行で確認と言うことに。現在、春山の計画を検討中。乞うご期待。

テントを1つ破棄2016/04/06 20:53

健在だった頃のテント 2014年3月 初雪山にて
 テントを1つ破棄した。2003年から使っている1-2人用のシングルウォールタイプのテントだ。多分、富山県の人形山で車の横に張ったのが一番最初で、本格的に登山中に使った初めてがオプタテシケ山だろう。
 使い勝手は良かったのだが、先日、部子山に登るために麓の駐車場で張ったときにチャックが壊れてしまった。寝たときはちゃんとしまったのだけれど起きたときに開かなくなってしまった。本来チャックは頭の方が開く方、しっぽの方が閉じる方なのに、しっぽの方が少し開いてしまったのだ。何度明けようとしても開かなかった。仕方なくチャックの金具の位置はそのままにして手でしっぽの方の開いているところから明けた。直すことも考えたが、山の中では信頼性が大事なので、やむなく捨てることにした。
 チャックをダメにしたのは、いつもしまうときにチャックを明けたままにしておいたことが有るだろうと思う。明けたままだとチャックに曲がる力が加わりやすく泥などの汚れも付きやすい。昨年買った2-3人用テントはチャックを締めてからしまうようしている。それは購入時ににたたみ方をお店の人に教わったときにチャックを閉めていたのでマネをしているのだ。
 チャックが一番先に駄目になるところとすれば、チャックを閉めてから収納するのが正しい方法だろう。新しいテントは大事に使おうと思う。

城ヶ崎海岸2016/04/11 20:31

イワタイゲキを見ながら歩く
 週末、伊豆半島東海岸の城ヶ崎海岸に行ってきた。伊豆東海岸は車道が海まで迫っていて良いハイキングコースは少ないが、例外は城ヶ崎海岸だ。天城山方面からの溶岩がそのまま海に落ち込んでいて高さ20-30mの崖を作っている。クライミングの練習をしている人たちもいた。
 車道は海岸から離れたところを通っていて、漁港と灯台以外には目立った建造物も少なかった。植林や畑も無く、自然のままだった。澄んだ海の水を眺めながら小さな上り下りを繰り返しながら歩いた。
 海辺の岩にはイソヒヨドリがいて甲高い声で鳴いていた。海に面した岩場のあちこちにはイワタイゲギが咲いていた。潮風に吹かれながら自然を楽しんだ。
 登るべき山が無いなどと侮ってはいけない。豊かな自然は海辺にもあるのだと再認識した。

大風でレインウェアが吹き飛ばされる2016/04/18 20:29

風で飛ばされたレインウェア
 日曜は雨風が強かった。午前中プールに行く頃から雨が降り出した。午後から予定が有ったので、プールまで歩いて行くのは時間的に厳しかった。そこでレインウェアを着て自転車でプールへ行く事にした。山登り用のレインウェアは優秀で、顔以外はほとんど濡れなかった。帰ってきてから軒下にレインウェアを吊してから外出した。
 翌、月曜の朝、軒下を見たら乾していたはずのレインウェアの上だけが無くなり、下だけが物干し竿の端に引っかかっていた。どうやら昨日の風で吹き飛ばされたらしい。ここはマンションの6階。ベランダから下を見たが、影も形も無かった。マンションの敷地内どころか隣りの人家まで吹き飛んだかも知れなかった。レインウェアは2万円くらいはする。とんだ出費だ。週末の山登りに間に合わせて買わなければならない。がっかりしながら出勤した。
 このレインウェアは4代目で、考えてみると不遇なレインウェアが多かった。すり切れるまでちゃんと使ったのは1回きりで残りの2回はバスの中に置き忘れて紛失していた。そして今回は風に吹き飛ばされたというわけだ。
 さて、夜になって自宅に帰ってきたら、レインウェアが見つかったとの事だった。マンションの掲示板のところにピンで止めてあったらしい。たまに掲示板に帽子や手袋、マフラーなどが掛かっているとのことだが、今回は服がだいぶ掛かっていて、その中に含まれていたとの事だった。得した気分だった。それにしても次からはちゃんと飛ばないよう物干し竿に止めておこうと思った。

静かなタライ岬2016/04/19 20:45

ハマダイコン咲き乱れる浜辺
 土曜に行ったタライ岬は好天にもかかわらず誰もいなかった。伊豆半島の岬はたくさんあるが、タライ岬は車で行くことができず、歩いて行かなければならない。岬から少し歩いたところで釣り人を見ただけだった。車で行けるとなると必ず観光客がいるのだが、ひとたび30分も歩くところとなると、とたんに人が減る。ちょっと歩くと穴場に行けるというわけだ。
 岬からは小さな島々や伊豆七島の大島や利島が見えた。うっすらと式根島や新島も見えた。説明板の記載によれば好天なら三宅島も見えるらしい。風もほとんど無かった。石廊崎の方に風力発電の風車がたくさん見えたが、ほとんど回転しておらず、発電所も開店休業と言った感じだった。
 岬にはベンチが有った。座って昼食休憩にした。半分ほど食べたところで記念撮影をしようとベンチから少し離れた。すると、いつの間にかトンビが現れ頭上を旋回し始めた。もしかすると、コンビニ袋の中のおにぎりを狙っているのかも知れない、とベンチに戻り、コンビニ袋をザックにしまった。すると何事も無かったかのようにトンビは飛び去っていった。やはり、おにぎりを狙っていたようだった。
 春先の海岸にはハマダイコンが花盛りだった。この日は静かできれいな海岸歩きを楽しむ事ができた。

棚山のマルバアオダモ2016/04/25 20:09

マルバアオダモの花を見ながら下る
 今年のお花見山行は山梨県の棚山だった。期待に違わずニリンソウやヒトリシズカ、ミツバツツジなどたくさんの花が咲いていた。花の名前を色々教えてもらったが、なかなか覚えきれなかった。それでもようやく白い清楚なマルバアオダモの名前だけは覚えた。

棚山に乾杯2016/04/26 20:25

棚山山頂のミツバツツジ
 週末の棚山は春の花がたくさん咲いていた。しかも穴場の山なのか登山者には一人しか出会わなかった。その一人も観光のついでに登ってきた感じの人で、本当の意味で山登りの人は誰もいなかった。
 積翠寺から岩堂峠までの谷間の道ではニリンソウがあちこちで咲いていた。ヒトリシズカも咲いていた。稜線ではミツバツツジが咲いていた。次々と花を楽しみながら歩いた。山頂への最後の登りは、かなり急だった。山頂に咲くミツバツツジを目指して、ゆっくりと登った。
 着いた山頂には誰もいなかった。まずはスパークリングワインで乾杯した。長いことザックの中で揺られてきたせいか泡立ちが良く、コルクの栓をぬくと、口からワインがだいぶ吹き出した。それでもコップに注ぎ一口飲むとシュワシュワ感ある刺激が心地よかった。次にお菓子を食べた。そして、抹茶をいただいた。甘いお菓子の後の抹茶は格別だった。仕上げはお汁粉だった。咲き誇るミツバツツジそっちのけで我々9人だけの山頂をたっぷり楽しんだ。
 ほったらかし温泉へは、予定よりだいぶ早く下山した。タクシーで山梨市駅に着いたときは、ほうとう屋はまだ閉まっていた。仕方なくラーメン屋で打ち上げをした。