母島でのテレビの取材2017/04/21 21:21

母島の港と「ははじま丸」
 竹芝桟橋で「おがさわら丸」に乗り込む時に、30歳位の男性が二人乗り込んで来た。一人はマイクを持ち、もう一人はビデオカメラを持っていた。どうやら何かの取材らしかった。おおかた、父島のとこかで取材をするのだろうと思っていたら、父島で乗り換えた「ははじま丸」にも乗り込んで来た。「ははじま丸」の船室から甲板に上がろうとした時に、この二人組とすれ違った。「何かの取材ですか」と尋ねると「日本テレビの○○○の取材なんです。島のシリーズをやっていて母島を紹介するんです。5月12日に放送の予定なんですけれど。」との返事だった。
 甲板に上がり、父島を眺めていると先ほどの二人組がやってきた。「先ほど聞きましたが」と前置きをして、インタビューを始めた。一通りの質問に続き「なぜ、母島なんですか?」と質問された。「母島にはハイキングコースも有るし、小笠原で一番高い山もあるので」と答えた。(小笠原で一番高い山は硫黄列島にあるので、これは間違いだった。)続いて「何て言う山ですか」と質問された。一瞬、「ちちぶさ山」だったか迷ったため、少し間をおいて、「ちぶさ山です」と答えた。後で同行者から「カメラの前で『ちぶさ』って言うのをためらったでしょう」と言われた。
 母島入港時、40人くらいの出迎えの大人達に混ざって、子供が10数人「渡辺○○さんお帰りなさい」と書いた横断幕を出していた。転校してくる生徒とその親がいるので出迎えをしていたらしかった。「せーの、ようこそ母島へー」と何回も船に向かって声を張り上げていた。下船した親子が生徒達の前で挨拶を始めようとしていたら、すかさず2人組がマイクを向けて取材を始めていた。
 その後、2人組とは街中や浜辺で3回ほど出合った。マイクは持っていなかったので取材の準備中だったようだ。同じ船では帰らなかったので、後、一週間、取材を続けるつもりのようだった。はたして良い番組ができるだろうか、と多少気にしながら母島を後にした。

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