梅雨明け早々の金峰山2017/07/22 14:13

金峰山への登りの稜線
 梅雨明け早々金峰山に登った。終点のみずがき山荘でバスを下車した時は、あいにく雨が降っていた。トイレの軒下でレインウェアを着て歩き始めた。幸い雨は15分ほどで上がり、青空が見えてきた。1時間近く登ると富士見平小屋に着いた。小屋には鍵がかかっていて「荷上げのため下山しています」と札に記載されていた。テント泊の料金をポストに入れテントを張った。この日のテントは5張りだった。
 翌日は晴れだった。余分な荷物をテントの中に置いて山頂を往復した。山頂は風が吹いていて涼しかった。小屋に戻ってみると、まだ鍵がかかっていた。札の表示もそのままだった。テントは4張りになっていた。テントを撤収し、一休みしてから下山を始めた。
 みずがき山荘の登山口まで下りると、私と同世代の女性二人組の観光客に声をかけられた。静岡県の御前崎近くから来たとのことだった。「ここが登山口ですか。初心者でも歩けますか。」と聞かれた。「小屋までなら初心者でも歩けます。50分位です。」と答えた。「熊は出ませんでしたか。」と「熊出没注意」の看板を指し示しながら聞かれた。「今日は熊は出ませんでした」と答えた。二人は私の答えに満足したらしく、お礼を言った後に車に乗って下山して行った。
 風に当たりながらベンチで休んでいると折り返しのバスがやってきた。外の方が気持ちが良いのでしばらく休んでから出発5分前にバスに乗り込んだ。窓を閉め切りエアコンを止めていたバスの車内は少し熱気がこもっていた。「ドアを開けておくと虫が入ってくるので」と言いながら運転手が整理券を渡してくれた。「と言っているそばから虫が入ってきた」と言ってぞうきんを持って立ち上がった。虫のそばまで行き窓を明け、首尾良く二匹外にはたき出した。出発1分前になってエンジンがかかると、ようやく換気口から冷たいエアコンの空気が流れ出し車内は快適になった。

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