みちのく潮風トレイル 田野畑村を歩く2019/09/10 15:32

鵜の巣断崖
 黒崎キャンプ場からの「みちのく潮風トレイル」はなだらかな登り下りのある整備された歩道だった。道脇には秋らしくキノコがたくさん生えていた。田野畑村に入るとすぐ三陸海岸の名勝「北山崎」に着いた。展望台からは南へ荒々しい断崖が続いていた。ビジターセンターに寄り、田野畑村で作られたアイスクリームを食べた。暑い日で水もたっぷりと補給した。
 北山崎から明戸海岸までは登り下りの多い道だった。海岸段丘になっていて、海に流れ込む沢が現れる毎に下っては登るを繰り返した。最後の方では海岸まで下った。昆布を干している人がいて「気をつけて」と声をかけられた。進んで行くと岩にくりぬかれた手堀のトンネルが二つ有った。長さは100m以上と思われ、ヘッドランプを頼りに通った。明戸キャンプ場でテントを張り、荷物を置いて更に1時間半ほど歩いて島越(しまのこし)駅まで行った。キャンプ場への戻りは三陸鉄道とバスを使った。
 最終日はテント撤収後、島越駅からの続きを歩いた。鵜の巣(うのす)断崖では車で来た夫婦の観光客がいた。「こんな良い所なのに貸しきりでしたよ」と言っていた。展望台は高さ150mほどの断崖の上に有り、見下ろすと北へ荒々しい断崖が続いていた。
 鵜ノ巣断崖からも登り下りを繰り返し、沢を幾度か渡った。予想より歩きやすかったので予定より早く小本川に着いた。最後は列車に間に合わせるため少し急ぎ足で駅まで歩き、今回の予定を終了した。

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