素晴らしき山々

　2日は秦野市の弘法山へ行った。鶴巻温泉駅を11時過ぎに出発した。最初の山頂、吾妻山への登りでは桜がきれいだった。
　吾妻山からは稜線歩きになった。コナラなどの新緑がきれいだった。所々にはヤマブキも咲いていた。最後に一登りすると目的の弘法山山頂に着いた。こちらも桜が満開だった。登山者も10人ほどいて、ベンチは占領されていた。鐘楼の石垣に腰を下ろして昼食休憩にした。
　弘法山からの下りは遊歩道になっていた。両側は桜並木で満開だった。夜間の照明用の提灯が下がっていた。脇にはベンチも有り、こちらまで来て休めば良かったと思った。桜並木が登りになると権現山に着いた。こちらも桜が満開だった。展望台からは桜並木の先に大山がくっきりと見えた。富士山は上の方が雲の中だった。
　権現山からは浅間山へと下った。浅間山も桜がきれいだった。最後は水無川の河川敷を歩き、秦野駅には14時半に着いた。この日、半日、桜を楽しみながらの足慣らしができた。

　先日、自宅近くを歩いていたら、烏山川緑道（からすやまりょくどう）との名の付いた細長い公園があることを知った。昔、烏山川が流れていたところを埋め立てて世田谷区が公園にしたところだそうで、全長は7キロほどの長さがある。昨日、その一部を歩いてみた。
　道は住宅街を通る静かな道だった。道の近くには、「まねきねこ」で知られる豪徳寺（ごうとくじ）が有った。途中には路面電車の面影を残す世田谷線の踏切が有った。
　人通りの少ない道の両側には手入れされた植木が植わり、ちょうどツツジが見頃だった。藤棚も有って、紫の藤が花盛りだった。花壇には季節の草花が咲いていた、
　行き交う人も少なく、静かな散歩を楽しむ事ができた。気持ちよい散歩ができたので、また、歩きに行こうと思った。