奥多摩の酉谷山での楽しいひととき2020/09/12 13:10

酉谷避難小屋から奥多摩の山々を望む
 山登り再開は、奥多摩の酉谷山(とりだにやま)へテント2泊で行くとことした。久しぶりなので行程はゆるめにし、のんびりと歩くことにした。三峰神社を10時半過ぎに出発して歩き出した。
 霧藻ヶ峰(きりもがみね)を過ぎ、前白岩山への登りになると石灰岩の白い岩が多くなった。猿が登山道のすぐそばにいた。警戒する様子で我々をじっと見ていた。15時半過ぎに白岩小屋前に着き、初日のテントを張った。夕暮れまでにはたっぷり時間があった。ゆっくりと夕食をとり、横の岩場からの夕焼けを眺めて、のんびりとしたひとときを過ごした。
 二日目は芋ノ木ドッケから都県境尾根(長沢背稜)に入った。最初の針葉樹の森は、やがてダケカンバなどの広葉樹の森になった。森を流れる風が涼しくて快適だった。急な上り下りも、ほとんど無くて歩きやすかった。登山者にも会わず、静かな森を黙々と歩いて行った。やがて酉谷山が近づくと、あいにくと曇り空になり、山頂では霧に覆われてしまった。
 酉谷山を下ると、すぐに避難小屋に着いた。「小屋の使用は新型コロナのため自粛してほしい」との貼り紙があった。小屋の前にテントを張った。まだ、15時前で時間はたっぷりあった。天気は回復し、奥多摩の山々が見えた。小屋入口の石段に腰を下ろし、山を眺めながら、ゆっくりと食事をした。楽しいひとときだった。

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