西丹沢の西沢で滝を見る2021/09/16 13:37

激流のナメをロープを使って登る
 15日は西丹沢の中川川西沢を遡行した。バス終点の西丹沢ビジターセンターで下車したのは我々の他には若い女性1人だけだった。登山届を記載してポストへ投入し、売っていたアイスクリームを帰りに食べようと思いながら出発した。
 10分ほど歩くと堰堤の上の川原に出た。天気は良く白い河原の石がまぶしかった。沢靴に交換して遡行を開始した。水の深さは膝下くらいだった。小滝を楽しみながら登って行くと、堰堤の手前に急流のナメが有った。トイ状になっていて激流だった。流されないようロープを使って登った。中流部には2段3mの滝が有った。幅広できれいな滝だった。水流の少ない右寄りを登った。小さなナメや小滝が多く楽しみながら登った。
 上流部では、脇の沢を5分ほど進んだ所に下棚(しもんだな)40mの滝が有った。日が当たり、岩に沿って白く流れる滝がきれいだった。戻って本流を更に上流へ進むと本棚(ほんだな)70mの滝に着いた。迫力が有った。滝の水流から10m以上離れていても霧となった水しぶきがかかった。体が冷えるので、ゆっくりもできず早々に引き返すことにした。
 帰りは登山道を下った。渡渉する箇所も多いので沢靴は履いたままとした。何度も渡渉を繰り返し、木橋を慎重に渡ったりしたので、思いの外時間がかかり、ビジターセンターに着いたのはバス出発の15分前だった。着替えをし、靴を交換して靴洗い場で洗うと、時間はほとんど無くなってしまった。持ってきたワインと購入しようと思ったアイスクリームはお預けとなり、出発1分前にバスに乗り込んだ。

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