石鎚山初日〜二日目2022/05/10 16:25

堂ヶ森からの登りで石鎚山を望む
石鎚山の初日は雨の中、堂ヶ森に登りました。二日目は、曇り空のまずまずの天気。堂ヶ森からの登りでは、石鎚山が良く見えました。山頂付近はアケボノツツジがたくさん咲いていました。今日は土小屋で泊まり、明日は瓶ヶ森に登ります。

石鎚山最終日2022/05/11 20:11

下山途中のヤマシャクヤクの群落
石鎚山最終日の三日目は、土小屋から瓶ヶ森避難小屋を通り、東之川へ下山しました。あいにくの雨で、麓に近づいてようやくやみました。下山途中ではヤマシャクヤクがたくさん咲いていました。

バスに苦労した小金沢山2022/05/13 11:24

牛奥ノ雁ヶ腹摺山から小金沢山に向かう
 5月2日は大菩薩嶺の南に有る小金沢山に登る事にした。甲斐大和駅では登山者が多過ぎてバスに乗りきれなかった。臨時便を出してくれたものの、「すずらん昆虫館前」でバスを下車して歩き出した時は予定より40分近く遅れていた。
 歩きやすい道だった。登るに従い新緑から芽吹き前の森に変わっていった。最後に笹原になると最初のピーク、牛奥ノ雁ヶ腹摺山に着いた。二人ほど登山者が休んでいた。風が少し冷たかった。雲が多くて今一歩の展望だった。時間も押していたので早々に出発した。
 小金沢山までは、なだらから笹原が続いていた。山頂には5-6人の登山者が休んでいた。やがて反対側から登ってきた3人組登山者が「あれが何とかの雁ヶ腹摺山ですか」と我々に確認して足早に立ち去っていった。やがて我々が登ってきた方向からトレイルランナーが走ってきた。どこから来たか聞くと「笹子駅から登ってきて、大菩薩嶺を通って裂石へ下山する」との事だった。ロングコースなので驚いた。「滝子山が結構きつかった」との事だった。
 帰りは笹原のきれいな石丸峠を経由し、上日川峠へ下山した。帰りのバスは15分ほど遅れ、甲斐大和駅では予定の電車を逃してしまった。1時間近い待ち時間を駅前のお店で打ち上げをして有効に過ごし、満足した山行になった。

桜を見ながら「みちのく潮風トレイル」を歩く2022/05/17 15:29

唐桑半島の御浜野営場
 4月25~28日は、みちのく潮風トレイルの続きで唐桑半島と気仙沼大島を歩いてきた。今回は久しぶりのテント利用だった。スタートは唐桑総合支所で前回の最終日に昼食を食べた中華料理店で腹ごしらえをしてから歩き始めた。
 最初に着いたのは唐桑半島の一番の見所、巨釜(おおがま)で青い海にそそり立つ一本の岩がきれいだった。遊歩道ではカモシカが出てきてびっくりした。唐桑半島先端の御浜野営場まで歩き幕営した。シャワーも無料で使える快適なキャンプ場だった。二日目は唐桑半島一周を歩き終え早馬神社に着いた。お参り後、気仙沼大島大橋まで歩いて、この日は終了した。バスで気仙沼大島に移動し休暇村のキャンプ場に宿泊した。テント設営後に雨が降ってきた。
 三日目は雨もやみ、テントに荷物を置き、身軽になって出発した。気仙沼大島大橋まで戻り、続きを歩き始めた。気仙沼大島の亀山は桜の見頃だった。椿もたくさん咲き、地面に落ちた椿の花を踏んづけながら歩いた。気仙沼大島南端の龍舞崎(たつまいざき)まで行き、休暇村のキャンプ場に戻って宿泊した。時間が有ったのでテントの外の芝生でお酒を飲んでゆっくり過した。
 最終日は気仙沼駅まで歩いた。途中の安波山(あんばやま)はツツジがきれいだった。駅近くの寿司屋で地元の魚を使ったおいしいお寿司に舌鼓を打ちながら打ち上げをした。

ヤマツツジ咲く鷹取山を歩く2022/05/18 20:05

鷹取山山頂
 5月1日は相模原市西部、藤野駅近くにある鷹取山に登った。今回は17人の団体だった。曇り空で、午後から雨の予報だった。登りの車道脇には、ホウチャクソウがたくさん咲いていた。やがて植林と雑木林の混ざる山道になった。新緑を楽しみながら登った。
 稜線まで登るとヤマツツジがたくさん咲いていた。稜線を進み、最初のピーク、鷹取山に着いた。先着の登山者が数人休んでいた。木の間からは扇山が見えた。雨が心配なので山頂を楽しむのもそこそこに、次のピークに向け出発した。稜線のきれいなヤマツツジを楽しみながら歩いていると、いつしか不安な天気のことは忘れてしまった。
 小渕山、岩戸山と過ぎ、送電線の通る展望地に着いた。ベンチが有り昼食休憩にした。あいにくの雨が降りそうな天気に、相模川の対岸に有る山も霞んでいた。食べ終わる頃には、ついにポツリポツリと雨が降ってきた。
 レインウェアを着て藤野駅まで歩いた。一時、本降りになった雨は、駅に着く頃には小降りになっていた。駅前の直売所には朝採れの竹の子が残っていた。お土産に1本250円の竹の子を購入して帰りの電車に乗り込んだ。

七ツ石山でテント泊2022/05/19 06:20

七ツ石小屋のテント場
 5月4-5日は奥多摩の七ツ石山に行く事にした。今回はテント初心者のお試し山行へのお付き合いだった。混雑したバスを鴨沢で下山し、登山届を提出してから登り始めた。登山者が多く、途中の登山者用駐車場は満車だった。次々と登山者が下山して来た。周囲は新緑がきれいだった。登山者数人が休む堂所で昼食休憩にした。
 七ツ石小屋まで登ると、すでにテント場は混雑していた。3人1張りのテントだったので他のテントからは離れた一段上のトイレの近くに張らせてもらった。早めに着いたので富士山を眺め、ビール、日本酒を飲みながらゆっくりとした。
 翌朝は、テントを撤収して、まず七ツ石山に登った。山頂には登山者が7-8人休んでいた。良い天気で富士山、南アルプス、雲取山が見えた。七ツ石山を出発し、雲取山への道とは反対の石尾根縦走路を東へ向かうと、登山者は急に少なくなった。次のピークの千本ツツジ峰には誰もいなかった。コーヒーを沸かし、景色を眺めながら静かな山頂でゆっくりした。
 下山は峰谷へ向かった。新緑がきれいだった。コンパスの練習をしたり、写真を撮ったりしながらゆっくりと下った。最後は少し時間が足りなくなり、車道を足早に下った。テント初心者も満足した様子で次回は雲取山まで行こうと相談しながら帰りのバスに乗り込んだ。最初は数人だった峰谷からのバスは、奥多摩湖を過ぎる頃にはゴールデンウィークらしく満員になっていた。

快適な石鎚山の避難小屋2022/05/23 19:00

アケボノツツジを見ながら天狗岳に向かう
 5月9-11日に石鎚山に登った。堂ヶ森を目指して登山口を出発した時には雨が降っていた。途中でやんだものの堂ヶ森山頂は霧だった。愛媛大学の堂ヶ森避難小屋に着く頃に、ようやく霧が晴れてきた。小屋はきれいで快適だった。
 二日目は石鎚山へと縦走した。時折、霧がかかるものの展望は良く、正面に目指す石鎚山が見えた。稜線は誰もいなくて快適だった。少し離れた岩場にアケボノツツジが咲いていた。石鎚山の弥山直下の階段まで来ると急に登山者が増えた。弥山は少し霧に覆われていた。霧の晴れ間を待って、最高峰の天狗岳に向かった。途中の岩場はアケボノツツジがきれいだった。植生保護で以前の岩の下を歩く道は閉鎖され、岩の上を行く道だけになっていた。前に来たときより難しかった。この日は土小屋にある国民宿舎まで進んで宿泊した。
 三日目は朝から本降りの雨だった。雨の稜線を風に吹かれながら瓶ヶ森へと縦走した。瓶ヶ森の登り口まで来ても雨は降り続いていた。瓶ヶ森山頂はあきらめ、水浸しの笹原を通って避難小屋へ直行した。避難小屋はきれいだった。レインウェアを脱いで濡れた衣類を乾かし、スープを飲んで体を暖めた。
 下りは東之川に向かった。最初の急斜面では、アケボノツツジやムシカリがきれいだった。斜面が緩くなるとヤマシャクヤクの群落が有った。清楚なたくさんの白い花に感動した。雨は次第に小降りになり、登山口に着く頃にはやんでいた。帰りの西条駅までのバスの乗客は我々だけだった。

下見の効果で順調に歩いた小金沢山2022/05/29 13:28

小金沢山へ笹原の稜線を登る
 5月15日は大菩薩嶺の南に有る小金沢山に登る事にした。参加者は12名で今回はリーダーだった。甲斐大和駅からは下見の時とは異なりバスが3台に増発されていた。人数を前日に連絡してあったこともあり、2台目のバスにスムーズに案内された。すずらん昆虫館前で下車して、ほぼ予定通りの時間に登り始めた。
 前回迷った鹿ネットも迷わず開閉して通過し、順調に登った。新緑がきれいだった。まだ葉だけのマイヅルソウを眺めながら登った。最後に笹原を登ると牛奥ノ雁ヶ腹摺山に着いた。曇り空で近くの山がかろうじて見えるだけだった。小金沢山へは笹原が続いた。所々に桜が咲いていた。山頂手前の見晴らしの良い所には4人組が休んでいた。楽しそうに休んでいたので「良いところで休んでいますね」と声をかけた。
 小金沢山も曇りのため遠くの山は見えなかった。ゆっくりと昼食休憩にした。少し涼しかった。小金沢山からの稜線は下見の時の経験からストックをザックに付けてもらった。スムーズに通過した。最後の山頂、天狗棚山からは大菩薩湖の展望を楽しんだ。
 下山はゆっくり歩き、無事、上日川峠に着いた。予定より5分ほど早かった。行きのバス下車時、帰りのバスの予定を運転手に知らせておいた事もあって、バスもスムーズに乗ることができた。今回は、山のほぼ初心者もいたけれど、下見の効果もあって全員スムーズに歩くことができた。かくして小金沢山山行のリーダーを無事終えた。