白山の捜索隊2015/11/03 21:16

7合目への登り
 週末は新潟県の白山に登った。麓の古刹、慈光寺からの登山道は二つ有って、一つは「尾根線」、もう一つは「田村線」と呼ばれていた。今回は、「尾根線」を登り、山頂の避難小屋で一泊後、「田村線」を下山するコースだった。
 5合目付近は紅葉がきれいだった。登り初めで降っていた雨は7合目に着く頃にはやんでいた。7合目で単独行者が下山してきて、「上の方で遭難者を捜索している」と教えたくれた。先ほどから上の方で聞こえているかけ声は、どうやら遭難捜索の人たちの声らしかった。
 やがて3人組の捜索隊の人たちが下山してきた。かけ声をかけながら捜索していたので、数日前の遭難者に呼びかけていたのかと思ったら遭難したのは昨年の12月との事だった。葉の落ちたこの時期に捜索しているとの事で、先週から始めたとの事だった。声をかけていたのはお互いの位置を知らせながら藪の中を探していたためらしかった。「明日もやります。他の登山者に会ったら伝えてください。」と頼まれた。どちらかと言えば低山の部類に属する山だけれども登山道でないところもしらみつぶしで探すとなると大変な作業だと思った。
 山頂の避難小屋で一泊後、「田村線」を予定通り下山した。登山口の休憩所に張られていた「遭難者を捜している」事を記載したポスターには当事者の写真が貼られていた。見た感じは40台位でしっかりした冬山登山の服装を着ていた。「8合目付近で遭難」と書かれていたが、いかなる間違いがあったのだろうか。

復興支援の山登り2015/11/24 21:01

大六天山の登り
 月曜は宮城県女川町にある大六天山に登った。前日は石巻に泊まりホテル近くの居酒屋で刺身に舌鼓を打った。翌朝、昨日の居酒屋を見ると建物の外壁が仮の作りで、どうやら仮設の店で営業していたようだった。
 石巻から列車で女川駅の一つ手前の浦宿まで行った。列車からみるとやけに新築の家が多いのは震災で流されて立て直した家が多いのだろうか。浦宿駅から歩き出し、万石浦(まんごくうら)と呼ばれる入り江に出るまでの間には仮設住宅が有った。万石浦自体は津波の影響も受けなかったようで、静かに水をたたえていた。
 万石浦を離れ山道に入り山頂まで登った。あいにくの霧雨で山頂は風も強かった。山頂の神社の軒下で、風を避けるためツェルトにくるまりながら昼食にした。
 霧雨は下山するまで降り続いた。幸いにも本降りにはならなかったので、山登りする上ではほとんど影響が無かった。無事登山を終え、駅の待合室でレインウェアを着替えた。震災の爪痕を少し感じる山登りだった。多少なりともお金を落として来たので少しは復興に役立っただろう。