黒部五郎岳二日目と三日目2025/08/14 11:15

双六岳から表銀座方面を望む
黒部五郎岳二日目は、黒部五郎岳に登り、黒部五郎小泊まりました。一日霧の日でした。三日目は双六岳に登りました。表銀座が良く見えました。

黒部五郎岳初日2025/08/12 13:58

太郎平への登りで
黒部五郎岳初日は、太郎平小屋まで登りました。一日雨で、森林限界を超えると風も強く、修行のような山登りでした。

入笠山での大騒ぎ2025/08/09 10:44

山頂から南アルプスを望む
 8月4日は入笠山に登った。今回は13人グループで80代の参加者が5人いた。Aさんは初めての登山のリーダーだった。ゴンドラで山頂駅まで登ると涼しかった。準備体操をして歩き出した。
 森の中に入るとヤマユリやレンゲショウマなどの花々が早くも咲き、セミが鳴いていた。湿原まで下るとヤナギランやサワギキョウの群落が有り気持ちが良かった。ベンチで休んでいるとBさんが「これをみんなに配りたいんだけれど、まだ氷っていて配れない」とフードパックにいっぱい入った氷ったグレープフルーツを見せながら相談に来た。「解けるまで持ってあげるよ」と持ってあげた。日差しの強かったお花畑ではマツムシソウなどを見ながら10分歩いては5分休みのペースでゆっくり登った。最後にサルオガセの下がる樹林帯に入るとCさんが遅れだした。水を飲んだりお菓子を食べたりしながら10分遅れで何とか山頂に着いた。
 山頂は良い天気で南アルプスがよく見えた。Bさんが「サングラスを落とした」と騒いでいた。グレープフルーツを返却すると元気を取り戻して、みんなに配っていた。最後に「持ってくれたので余分に上げる」とグレープフルーツを多めに分けてくれた。Dさんはおにぎりをどこかに置き忘れたとの事で、みんなから食料を分けてもらっていた。食事が終わった頃にBさんがポシェットの中にサングラスが有った、とうれしそうに報告に来た。最後に集合写真を何事も無かったかのように撮ってから下山を開始した。
 湿原をクサレダマ群落を楽しみながら歩いた後、最後はゴンドラ山頂駅への登りになった。Cさんは途中で両足がつってしまった。私のザックに捕まりながらゴンドラ山頂駅に遅れで到着した。みんなが食べていたソフトクリームを食べそびれてしまった。富士見駅まで戻って、Aリーダーからお礼の挨拶を聞いてから解散した。駅前のお店でビールやアイスコーヒーを飲んでいると、Dさんが「おにぎりがザックの内ポケットに入っていた」と報告に来た。「帰りの電車で食べると良いね」といっしょに喜んだ。

霧と雨の八ヶ岳2025/08/08 17:41

赤岳からの下りで阿弥陀岳を望む
 8月2-3日は八ヶ岳に登った。今回は9人グループだった。最初の休憩は夏沢鉱泉で取った。桃シャーベットを食べたら冷たくておいしかった。次のオーレン小屋は混雑していた。幸いベンチで座って休むことができた。夏沢峠からの登りでは雨が降ってきてレインウェアを着た。Aさんの調子が悪くなってきたので、ゆっくり登った。ザックのウエストベルトの位置を調整し直し、行動食のラムネを上げると少し元気を取り戻した。
 硫黄岳に着くと晴れ上げり、赤岳から阿弥陀岳への稜線がきれいに見えた。小屋まですぐだったのでゆっくり休憩した。コマクサを見ながら下ると宿泊の硫黄岳山荘に着いた。立て直されたばかりできれいだった。
 翌朝は霧のかかる天気だった。コマクサを見ながら登ると横岳だった。横岳から地蔵ノ頭までは険しい岩場が続いた。赤岳展望荘で一時的に晴れたものの、赤岳山頂到着時は霧だった。居合わせた登山者に集合写真を撮ってもらい、10分休憩しただけで出発した。赤岳からの下りも、しばらくは険しい岩場だった。正面に阿弥陀岳を見る頃にようやく岩場から解放された。
 階段を下り樹林帯に入ると行者小屋だった。「キョウジャでギョウザ祭り」と書かれたのれんがかかっていた。焼きたての餃子を一皿購入して食べて、英気を養った。美濃戸山荘からは夕立になった。土砂降りの中を美濃戸口のバス停まで下った。バスで茅野まで出た後、駅前の居酒屋で打ち上げをして楽しかった山行を振り返った。

会津駒ヶ岳で駒ノ小屋に泊まる2025/07/30 14:23

中門岳から会津駒ヶ岳へ向かう稜線で
 7月27-28日に会津駒ヶ岳に登った。今回は8人グループのリーダーだった。暑い日で早々にAさんが調子を悪くして登山を取りやめた。残り7人で登って行くとBさんも調子が悪くなり足がつりそうになった。水場の冷たい水を補給してようやく元気になった。
 ブナ林から針葉樹とダケカンバの森に変わって行った。やがてオーナー夫人が空き缶をたくさん背負って下山してきた。「もうすぐ稜線ですよ」と励まされた。見晴しが開けると一面のワタスゲが風に揺れていた。夕方になり気温も低くなって元気が出てきた。小屋には予定より30分遅れで到着した。宿帳記入時、予約人数が8人から7人に修正されていた。オーナー夫人が人数変更を電話で連絡してくれたらしかった。自炊室で楽しく自炊し、最後はオーナーも加わって歓談した。
 翌朝の霧はすぐに晴れ良い天気になった。花を眺めながら会津駒ヶ岳から中門岳へと歩いた。中門岳では我々だけでベンチを占領してゆっくりした。小屋に戻り荷物を回収した。小屋出発時、オーナーが2階の窓から「どうもありがとうございました。」と手を振って見送ってくれた。
 下りは順調だった。水場ではCさんDさんが冷たい水をペットボトルに汲んできてくれた。おいしくて登山口に着くまでに飲み尽くしてしまった。下山後、道の駅で温泉に入り、売店前の木陰でビール、かき氷、ソフトクリームをいただきながら楽しかった山行を振り返った。

強風の平山2025/07/26 15:45

稜線から山頂を望む
 7月22日は北大雪、上川町と遠軽町の境に有る平山に登った。登山口のノートには3人先行して登っていることが記載されていた。登山道は沢沿いに付けられていた。途中の枝沢にはスチール製の橋が架けられ、よく整備された道だった。やや風が吹いていた。滝を眺めながら進んでいくと足早の二人組が抜いていった。
 第一雪渓はすっかり溶けて、登山道上の雪は無かった。沢を見上げると上の方に残雪が見えた。沢には雪解け水が流れ、水流横にはリュウキンカがたくさん咲いていた。沢を離れ斜面の登りになると、早くも3人組が下山してきた。環境省のユニフォームを着た若い3人組で「強風で稜線から引き返して来た」との事だった。「気をつけて」と心配そうに見送られた。
 稜線は強風だった。途中で抜いていった2人組が先に行っているので我々も進む事にした。強風にあおられてよろけながら進んだ。足元の名残のコマクサやイワブクロを楽しむ余裕は無かった。ハイマツ帯では少し風が和らぎほっとした。強風の中、下山してきた2人とすれ違った。お互いの挨拶の声も強風でよく聞き取れなかった。
 山頂は強風だった。少し下がった風の少ないところで休憩して昼食のパンを食べた。霧も出ていて展望は今一歩だった。時々ニセイカウシュッペ山に連なる岩峰がうっすら見えるだけだった。帰りは往路を戻った。稜線を離れる直前が一番風が強かった。少し下って風が少ないところで休憩した。風が少なくなると少し余裕も出て途中のチングルマやマルバシモツケを楽しみながら下った。花が多く、霧がなければ景色も良さそうなので、また来たいと思った。

強風の十勝岳2025/07/25 10:42

十勝岳への稜線を進む
 7月20-21日に十勝岳に登った。天気は今一歩だった。十勝岳温泉登山口では4人組が出発をためらっていた。登り始める人はだれもいなかった。稜線へ向かって登っていると男性が一人下りてきた。強風のため上富良野岳までで下山してきたとの事だった。
 上富良野岳は強風でとても山頂標識まで近づく気になれなかった。稜線反対側で風を避けて小休止した。予定の上ホロカメットク山は巻き道を通って割愛した。巻き道は幾分か風を避ける事ができた。水場を過ぎると霧の中に避難小屋が見えた。小屋には停滞している人が3人いた。
 昼食を取って休んでいると霧が晴れてきた。山頂に向かうことにした。強風の中進んでいくと再び霧になってしまった。登山路を示すポールとロープを頼りに進んだ。最後、山頂手前では雨も降り出した。レインウェアを急いで着た。山頂で記念撮影をして、風と反対側の岩陰で小休止した。避難小屋への帰りも強風にあおられながら戻った。足元のイワブクロの花を楽しむ余裕は無かった。
 二日目は下山するだけだった。霧の中、上ホロカメットク山の巻き道を進んだ。上富良野岳で休んでいると霧が晴れてきた。前日より風は少なく、登山者が登ってきたので写真を撮ってもらった。十勝岳温泉への下りでは霧もすっかり晴れて展望が良くなった。10人ほどの登山者とすれ違った。無事、十勝岳温泉に着き、温泉に入った後、ソフトクリームを食べながら厳しかった山行を振り返った。

小坂志川で小滝を楽しむ2025/07/15 14:30

後半部の小滝を登る
 7月12日は奥多摩、檜原村に有る小坂志川を遡行した。今回の参加者は7人でサブリーダーだった。沢は初めてのAさんBさん、2回目のCさんと初心者が多い遡行だった。イワタバコの花を見ることも目的だった。曇り空で涼しい日だった。入渓点でストレッチの準備体操をしてから沢に入った。
 初心者が多いのでペースはゆっくりだった。しばらく遡ると両岸の岩に目的のイワタバコが咲いていた。花を撮りながらの遡行でペースはいっそうゆっくりになった。左から支流が流れ込み河原が広くなった所で最初の休憩をした。
 休憩後は深い淵の横を通った。いくらか慣れてきたので、わざと淵の横の岩をへつって進み緊張感を味わった。やがて両岸か迫り急流が多くなった。イワタバコもたくさん咲いていた。急流の途中で2回目の休みを取り昼食にした。昼食後にも急流は続き、1mほどの小滝が連続した。全員すっかり慣れたので小滝を登って楽しんだ。湯場ノ沢出合で最後の休憩を取り三脚を使って集合写真を撮った。にこやかに沢を楽しんいる表情を撮ることができた。
 最後は林道が沢を横切る箇所で遡行を終えた。帰りは遡行した川を林道から見て思い出しながら、ゆっくりとバス停に戻った。