剣山へ四国山地横断トレイルを完歩 ― 2026/10/25 10:02

白髪避難小屋への途中で
 10月21-23日は石鎚山から剣山への四国山地横断トレイルの締めくくりで、三嶺(みうね)から剣山まで歩いた。今回は単独行だった。初日は、名頃(なごろ)からよく整備された道を避難小屋の三嶺ヒュッテまで登った。
 避難小屋に着いた時は霧だった。夕暮れ近くになって霧が晴れたので山頂を往復した。山頂からは今回目指す剣山が見えた。この日の避難小屋の宿泊者は5人だった。
 翌朝は霧だった。すっかり明るくなって山頂に向かうと次第に霧が晴れ周囲の紅葉が眼下に見えてきた。急坂を下って縦走路に入った。快晴になった。あちこちで紅葉がきれいだった。白髪避難小屋では水を補給し、3.5リットルにした。笹原や樹林帯を重たくなった荷物に苦しみながら進んだ。時々逆方向に向かう登山者とすれ違った。丸石避難小屋まで歩き宿泊した。他の宿泊者はいなかった。
 最終日は暗いうちに出発した。やがて明るくなり樹林帯が終わって気持ちの良い笹原に出た。次郎笈(じろうきゅう)への登りになると登山者とすれ違った。いったん下って岩混じりの坂を登り返すと剣山山頂に着いた。広々とした山頂からは横断トレイル出発点の石鎚山が遙か遠くに見えた。最後は登山者の多くなった道を見ノ越(みのこし)へ下山した。これで石鎚山からの四国山地横断トレイルを4年越し6回に分けて無事歩き通すことができて満足した。

三条の湯でのんびりテント ― 2026/10/19 13:50

三条の湯のテント
 10月17-18日は丹波山村の三条の湯に行った。今回は4人グループのリーダーで初テント二人を含むテント体験ツアーだった。お祭バス停から後山林道を登った。登るに従い木々が紅葉してきた。
 三条の湯でテントを張り、お風呂で汗を流した後、夕食を作り始めた。各自、フリーズドライのピラフや雑炊などを作った。Aさんがシュウマイを差し入れてくれたので、おいしくいただいた。この日、テント場は混雑していて最終的には約17張になった。
 翌朝は、フリーズドライ食品やラーメンを簡単に作って食べた。周りのテントは雲取山に向け次々出発して行き、我々が出発準備を終えた頃には誰もいなくなっていた。荷物をテントに置いて1時間余り雲取山方面へ登った。水無尾根の1410m地点まで登ると展望が開けたのでここまでとした。飛龍山や鴨沢から雲取山へ至る尾根が見えた。一休みした後、切り株にカメラを据えて集合写真を撮った。三条の湯に戻った後は、静かになったテント場で、ベンチに座ってテーブルを囲み、お茶とお菓子で30分程くつろいだ。暖かな日差しを浴びながらのんびりとお茶を飲む気分は最高だった。
 みんなでテントをたたみ、往路をお祭バス停へと戻った。奥多摩駅に戻ってからはカレーを食べて打ち上げをした。二日間、秋の心地よい日差しを浴びて、のんびりとテントを楽しむ事ができて満足した。

秋の恵みの夏油高原 ― 2026/10/12 15:37

丸子峠への下りで焼石岳方面を望む
 10月11日は夏油高原を歩いた。今回は会のメンバー10人で夏油高原の紅葉トレッキングに参加して秋の恵みを楽しんだ。スキー場に集合し参加費を払ってガイド3人の紹介が終わった後、ゴンドラの運行開始と同時に山頂駅へ向かった。ガイドとスタッフを含め30人の団体だった。紅葉が盛りの良い天気だった。展望を楽しんだ後、横岳を通って丸子峠まで向かった。丸子峠への下りでは焼石連峰の展望を楽しんだ。ガイドのAさんから少し薄く黄葉しているは「山菜のコシアブラです」と教えてもらった。
 丸子峠で30分の休憩時間になった。宿で作ってもらったおにぎりの弁当を食べながら休憩した。トレッキングスタッフから梨とシャインマスカットの差し入れが有り、おいしくいただいた。
 丸子峠からは県道に向かってのブナ林の下りだった。Aさんから青い小さな実のサワフタギや白い小さな房が実るヌルデを教えてもらった。オオワライダケを示しながら「これは毒キノコです」と教えてもらった。やがてAさんはめざとくブナハリダケを見つけ、袋にどんぶり一杯分ほど採った後、我々に「傘の裏は針みたいに尖っています」と見せながら教えてくれた。
 最後に芳香ただようカツラの大木の横を通ると迎えのバスの待つ県道に降り立ちトレッキングが終了した。森の自然を解説とともに楽しむ事ができて満足した一日だった。

石仏を見ながら四ツ又山を歩く ― 2026/10/08 16:19

四ツ又山山頂
 10月7日は西上州の四ツ又山に登った。今回は11月に実施する会山行の2人での下見だった。快晴だった。登山口の大久保でタクシーを下車して登り始めた。最初は沢沿いの道だった。小滝がいくつも有った。登っていくと単独行が下山してきた。四ツ又山は初めてなので山の様子を聞いた。それほど難しくないとの事だった。
 斜面を登りつめ、天狗峠からは尾根道になった。それほど難しい所はなく、最後に少し岩混じりの道が有るだけで山頂のP1に着いた。標識と石仏が有った。妙義山と浅間山を眺めながら昼食休憩にした。
 P1からは岩場も有るので念のためヘルメットを付けた。次のP2までは手摺り状にロープの付いた急坂を下ってから急坂を登り返した。P2にも石仏が有った。次のP3までは最後に少しだけ岩場が合った。再び石仏を見て進んだ。段差の大きい道を手摺りのロープを頼りに下り、P4への登り返しになると3点確保が必要な短い岩場が有った。難なく登るとP4に着いた。ここには祠が有った。P4からの下り始めも短い岩場が有り少しだけ三点確保をした。手摺りのロープを使いながら急坂を下るとマメガタ峠に着いた。ここからは急坂もなくなるのでヘルメットを外した。
 登山道をゆっくりと下り大久保からは車道をバスの通る小沢橋まで歩いた。時間が余ったのでバス停向かいの商店でアイスを購入しベンチに座ってバスを待った。しばらくすると店主がやってきて「これをどうぞ」と南牧村の観光パンフレットを2部くれた。四ツ又山などの案内も有り、結構役立ちそうなパンフレットだった。

池塘の平ヶ岳を楽しむ ― 2026/10/06 14:27

燧ヶ岳を見ながら池ノ岳に向かう
 10月4日は平ヶ岳に登った。今回は3人グループだった。銀山平からの送迎車に1時間20分ほど揺られると中ノ岐登山口着いた。ちょうど周囲は明るくなってきたところだった。他の宿泊施設の登山者も合わせると50人ほどの登山者がいて賑わっていた。トイレ前には行列ができていた。余分な荷物を送迎車内に置き準備体操をして出発した。
 沢を木橋で渡ると急坂になった。同じ宿の新潟県6人組とほぼ同じペースだった。登るに従い木の葉は黄葉してきた。急坂が終わると木道が出てきた。草紅葉のきれいな草原に出て玉子石分岐に着いた。先に山頂に向かう6人組と別れて、我々は右手の玉子石に向かった。玉子石には3人の家族連れがいるだけで静かだった。岩に登ると玉子石と湿原が一緒に眺められてきれいだった。
 分岐に戻り、今度は池ノ岳に向かった。草紅葉の先には燧ヶ岳がくっきりと見えた。水場を通る平ヶ岳山頂への近道を右に見送って登り返すと池ノ岳の一角に着いた。きれいな池塘を見ながら進み池ノ岳山頂の木のテラスに着いた。登山者が3人だけの静かな山頂だった。池塘の先にはなだらかな平ヶ岳がきれいに見えた。
 平ヶ岳へはいったん下りだった。水場を通る玉子石からの近道と合流すると登りになった。先に山頂に行っていた6人組とすれ違った。やがて平ヶ岳山頂に着いた。10人ほどの登山者が木のテラスで休んでいた。木道の先端まで往復した後、山頂の木のテラスに戻り休憩した。登山口の集合時間12時半に間に合うためには、そう長くは休むことができなかった。後ろ髪を引かれる思いで出発した。近道の水場を通る道を通り玉子石分岐に着くと6人組が出発するところだったので集合写真を撮ってもらった。玉子石分岐からは往路の急坂を下った。慎重に下ったので登山口に着いた時は我々が全体の最後尾から2番目だった。

道祖神を見ながら韮崎へ ― 2026/10/02 12:04

赤坂から富士山を望む
 10月1日は甲州街道を甲府から韮崎まで歩いた。にぎやかな甲府の町を進んでいくと貢川(こがわ)沿いの遊歩道に出た。桜並木は季節にはさぞかしきれいだろうと思った。川岸の手擦りには、中学生の作った俳句を書いた札がたくさん取り付けられていた。
 桜並木が終わると山梨県立美術館の有る芸術の森公園に着いた。広場の端に有るベンチに座り昼食のおにぎりを食べた。広場の周囲の立木は、きれいに円錐形に刈られていた。時折、美術館の学芸員が黒いスーツ姿で通り過ぎた。
 時々道祖神を見ながら進んで行くと赤坂の登りになった。半分ほど登った所で振り返ると富士山が大きく見えた。坂を登り詰めると赤坂台公園に着いた。広い緑の芝生の公園だった。公園の外周をランニングしている人がいた。芝生の先には南アルプスが大きく見えた。ペットボトル2本の水は飲み尽くしていたので水道水の水を補充した。
 古い町並みや昔の庄屋の建物を楽しみながら進み、塩川を渡ると韮崎市内に入った。馬つなぎ石は、お菓子屋の店先、半分コンクリートに埋もれて残っていた。帰りの電車に乗り込んだときは暗くなっていた。

大怒田山での修行 ― 2026/09/24 15:03

大怒田山山頂のあずまやにて
 9月25日は奥多摩の大怒田山(おおぬたやま)に登った。バスを白倉(しらくら)で下車した時は霧雨が降っていた。大岳山に向かう6人組ガイドツアーに続いて出発した。雨は降り続き次第に霧も濃くなってきた。登山道脇には何丁目かを示す石柱が所々に立っていて大岳山に向けて次第に数字が大きくなっていった。大岳山から下ってきた男女二人のトレイルランナーに「早いですね」と声をかけると「ぬかるみが多いですよ」と教えてくれた。
 稜線に出てからは大岳山とは反対側に向かった。岩が多くなってきた。最後に一登りすると大怒田山山頂だった。あずまやが有った。ここまで修行のように雨に打たれながらの登山だったので軒下に入って生き返った気持ちがした。少し寒くなってきたのでレインウェアの下に長袖シャツを着た。展望は無く、霧に霞む周囲の木々を眺めながらぼんやりとするだけだった。
 昼食後は岩の多い稜線をつづら岩の基部まで進んでから天狗滝への下山道に入った。急坂が終わると綾滝に着いた。水量が多く轟音を立てながら滝が落ちていた。増水した沢水に靴を5cmほど浸けながら2回ほど徒渉した。分岐から標識に導かれて進むと天狗滝に着いた。迫力があった。天狗滝のすぐ下を手も使って徒渉すると一つ下流にある小天狗滝に着いた。広場になっていたので小休止した。小天狗滝のすぐ下の徒渉は倒木に手をかけながら渡った。
 舗装された林道に出て雨の中を下って行くと、白装束の若者20名ほどが登って来た。女性の方が多そうだった。茶色い服を着た男性指導者が先導していた。一人の女性から「こんにちは」と元気よく挨拶されたので「滝を浴びるのですか」と聞くと「そうです」との返事だった。「滑りやすいので気をつけてくださいね」と伝えた。ここで修行する団体に会うとは思わなかった。車道に出て払沢の滝入口バス停まで歩き、濡れた服を着替えてようやく落ち着いた。

リーダー苦労の日向山 ― 2026/09/15 15:44

日向山山頂
 9月14日は丹沢の日向山(ひなたやま)に登った。15人グループのサブリーダーだった。リーダーAさんから離れた時の連絡用に笛を預かり、最後尾で歩き出した。日向薬師までは階段の登りだった。広い境内で一休み後、登山道に入った。ミンミンゼミやツクツクボウシが鳴いていた。
 斜面を横切って進んでいくと稜線の鞍部に着いた。ここからは階段のついた急な尾根の登りになった。高齢のBさんが遅れ気味になった。初参加でお試し参加のCさんに「あの人大丈夫ですか」と聞かれた。「いつもあんな感じです」と答えた。一登りすると山頂だった。脇にはヒガンバナが咲いていた。ベンチに座って昼食休憩にした。Aさんから温かい紅茶が全員に振る舞われた。
 次の見城山(みじょうさん)からは急な下りだった。Dさんが両足をつってしまった。マッサージの経験があると言うCさんがDさんの足をもみほぐしてくれた。「お試し参加の人にこんなことをさせてしまって」と恐縮していた。10分程で何とか歩けるようになり、みんなに追いつくまで荷物を持ってあげた。広沢寺温泉に出る手前の急な下りではBさんが再び遅れてきた。Cさんに「あの人どこか悪いのですか。いくつですか」と聞かれたので「80代です」と答えると納得すると同時に驚いた様子だった。
 最後に広沢寺温泉の車道に全員無事下山してほっと一息ついた。各自、蛭が着いているか確認し、Aさん持参の塩をかけて数匹退治した。今回は使わなかった笛をAさんに返し、バス停までゆっくりと歩いた。里山歩きは参加者も様々でリーダーも苦労するとあらためて思った。