霧氷に包まれた山2016/02/02 22:29

霧氷に包まれた本栖湖
 日曜日には、本栖湖と精進湖の間にあるパノラマ台に登った。前日の天気が悪かったせいで当日は霧氷がきれいだった。いったん気温が上がってから凍ったらしく、氷の中に木が閉じ込められていた。木の枝も氷の重みでしなっていたり、折れて下に落ちていたりした。時折、ばらばらと木の枝から氷が落ちる音がした。
 登山道は凍っているところが多く軽アイゼンを付けた。積雪は10-15cmくらいでトレースが有った。登りではトレースが道を間違えたのにつられて間違えた道に入ってしまい数分ロスした。下りでは一人がアイゼンを引っかけて転んでしまい、顔を切る怪我をしてしまった。
 山頂では甘酒とホットワインで暖まり、さつま揚げをおいしくいただいた。あいにく富士山は雲の中だったが、霧氷に包まれた木や草の向こうに本栖湖がきれいに見えた。
 たっぷり山を楽しんだため、予定より少し遅れてしまいバスの時間に間に合わなかった。自家用車組に河口湖駅まで送ってもらった。

大瀬崎に行く2016/02/08 20:23

大瀬崎から見た富士山
 伊豆半島には西海岸と東海岸があるが、富士山が良く見えるのは西海岸の方だ。その西海岸の一番北にあるのが大瀬崎だ。地図で見ると大瀬崎は細く長く盲腸のように駿河湾に突き出している。その先端部が少し膨らんでいて中に池がある。回りを海に囲まれた池とは興味深かった。
 平日なら朝早い時間に沼津からのバスがあるのだが、土日の朝は3kmほど手前の江梨(えなし)までのバスしかない。江梨から歩くことにした。最初、霞んでいた富士山は、歩くにつれ、はっきり見えてきた。車道の交通量は少なかったが、時々、屋根にダイビング用品を積んだダイバーの車が通った。大瀬崎はダイバーの人気スポットらしい。サイクリングの自転車も時々通った。途中にバス停があるので見てみたら、どうやらデマンド方式のバスが走っているようで、時刻表では6往復ほどの便が有った。時刻の1-2時間前の間に事前連絡が必要との事だった。歩くうちに前方から緑ナンバーの10人乗りのワゴン車が走ってきた。側面には戸田交通とかかれていて乗客が一人乗っていた。どうやらこれがデマンド方式のバスらしく、江梨で沼津行きのバスに接続する様子だった。これに乗れば良かったか、と少し思った。
 大瀬崎にはダイバーが大勢いた。海からまさに上がってくる人たちもいた。たくさんある民宿はダイバー客相手なのだろう。民宿街から先へ進むと岬が一番狭まったあたりに料金の徴収所があった。100円支払って先に進むと、今までのダイバーの多い賑やかさとは打って変わって静かな道になった。すぐに池(神池)に着いた。水がどこからも流れ込まず、どこにも流れていかない池で、少し濁っていた。鯉が泳いでいた。と言うことは真水と言うことで、回りを海に囲まれているのに真水とは不思議だった。池の周りにはビャクシンの大木がたくさん有った。
 池の先が岬の先端で灯台があった。灯台の近くに座って昼食休憩にした。正面に富士山がきれいに見えた。漁船が2隻並んでやってきた。岬から50m-100mのところを等しい間隔を保ちながらぐるぐると回っていた。船の間にさざ波が少し立っているところを見ると、どうやら2隻で網を曳いているようだった。何が取れるのだろう。いずれにせよ、捕れた魚は、大瀬崎民宿のダイバーの胃袋に納まるのだろうと思った。

菜の花の伊豆西海岸2016/02/10 21:08

田川の菜の花
 伊豆西海岸は山が海まで迫り、海岸線は凹凸に飛んでいる。西海岸の一番北の大瀬崎と港のある戸田との間に田川がある。先週の土曜には大瀬崎から歩いて田川に向かった。
 県道のトンネルを過ぎると道は緩い下りになり、やがて田川集落の入口に着いた。河津桜が咲いていた。集落には民宿が多く、看板の様子からは海の幸を売り物としているようだった。こんな所に一泊して、うまいものを食べるのも良いかなと思った。平地が少し広がっていて菜の花が盛りだった。ちょうど翌日が菜の花祭りで、この日は5-6人観光客が散策していた。海岸に出て少し歩道を歩くと明神池と名付けられた池に出た。写生をしている人が一人いるだけの静かな池だった。ゴイサギが池から出ている枝に止まって、じっと獲物を狙っていた。池を半周ほどしたところにあずまやが有ったので、ベンチに座って休憩した。
 池を離れて斜面に付けられた歩道を登っていくと松江(すんごう)古墳群で小さな古墳が点在していた。山の斜面の行きにくいところに古墳があるとは少し奇異な感じもした。もしかすると津波を避ける位置に作ったのかも知れない。地形的にも耕作適地とは思えない土地柄にもかかわらず、けっこうな副葬品が出てくるとは、ひょっとしたら海賊だったのかも知れない、などと考えたりした。
 古墳を登りつめると県道で、「きらめきの丘」との名前が付けられていた。明神池、駿河湾、富士山が見えた。ここだけは観光客が10人ほどいた。

夕日の漁港2016/02/12 21:14

戸田の港にて
 大瀬崎から戸田(へた)にかけての西伊豆海岸は、山が海まで迫っている。このため西伊豆歩道も割と海から離れた標高の高いところを通っていた。井田の海岸からいったん登った歩道は尾根を何本か乗り越えて、ようやく戸田の港へ向かっての下りになった。
 戸田は大きな港だった。大型の漁船が何隻も並んでいた。大師丸との名の船が5-6隻有った。第七十八大師丸などと書かれていた。これは番号順に全てそろっているのでは無く、きっと廃船になった欠番があるのだろうと思ったが、それにしても相当な数だ。大きな船なので遠洋漁業の船かしら。などと思って歩いていたら、道を挟んで港の反対側に「大師丸」と記載された表札のある家があった。どうやら大師丸とは人の名前らしい。珍しい名前だと思った。ひょっとすると第十二 五郎丸などという漁船もあるのかしら思った。
 予定では戸田に下山する前に日の入りを見ることができるはずだったが、1時間ほど早く着いたために日は沈んでいなかった。早く着いたのだから、食事でもしようと思ったが、バスがタイミング良く5分後に出る時間だった。「深海魚料理」と書かれた看板に惹かれるものがあったが、料理はあきらめバスに乗ることにした。
 修善寺へのバスからは、日の入りをちょうど見る事ができた。くねくねと山道を登るにつれて、沈む夕日が右に左に見え、そのたびごとに少しずつ沈んでいった。もう少しで全て沈むと思ったときに峠に着いた。残念ながら最後の瞬間は峠の反対側になってしまって見ることができなかった。

奥越高原のクロスカントリースキー2016/02/15 21:10

奥越高原で牧場を滑る
 年一度クロスカントリースキーをすることにしていて、今年は福井県大野市にある奥越高原に行くことにした。あいにくの雨で、片道6時間かけて行ったのにもかかわらず、2時間ばかりのクロスカントリースキーをして帰って来ただけの贅沢な山遊びになってしまった。目的地は標高500mにある牧場で、少し下の集落には雪はまだらなのに、ここは雪が一面に有った。積雪は10-20cmと言ったところだった。スノーモービルの愛好家にも人気の場所らしく、レンタルのスノーモービルが6-7台並んでいた。ちょうど車からスノーモービルを下ろしている40歳くらいの男性もいた。目を転ずると奥の方には2シーズン前に閉鎖されたスキー場が見えていた。こちらの方は少し斜面が急なせいか遠目にはブッシュが出ている感じだった。
 雨が降っていた。静岡県からやってきて そのまま何もせずに引き返すわけにはいかないので支度をして滑り出した。雪はちょうどクロスカントリースキーに適した固さだった。林道をゆるゆると登り、上の牧場の入口に入った。広々として気分が良かった。広い斜面を更に登って電波塔のところまで登った。風が少し吹いていた。雨は、相変わらず降っていた。簡単に昼食休憩をとり、一休みしてから快適に斜面を下って戻った。
 スキーの片付けが終わってから、コーヒーを飲むために駐車場横のレストランに入った。スノーモービルを車で運んできた男性もレストランに入ってきて、スペシャルランチらしきものを注文していた。お客は他に家族連れが1組いるだけだった。注文を出し終わって暇になったのかレストランの支配人が厨房から出てきた。スノーモービルの男性に近寄って「あれはあなたのですか?200万円くらいするんですか?」と感心したようにスノーモービルを眺めながら話しかけていた。男性は「高いやつはそれくらいしますけれど、私のはそんなにはしません」と答えていた。スノーモービルに大金を使うとは、どんな仕事をしている人なのだろうと思った。
 相変わらず降る雨の中、奥越高原を後にして福井駅へ戻った。今から考えるとせっかく牧場に来たのだからコーヒーではなくソフトクリームにすれば良かったと後悔した。

スノーシューで石動山を歩く2016/02/23 22:12

展望台から資料館への下り
 土曜は能登半島の石動山に登った。石動山は北陸新幹線沿線百名山にも上げられている。ただし、私の場合は三島からだと米原を経由した方が安いので北陸新幹線は利用しなかった。
 当日は、曇りのち雨の予報で午前中40%、午後70%の降水確率だった。歩き始めは曇り空だった。登りの車道は石動山資料館まで除雪してあった。資料館には11時頃に着いた。資料館は3月20日まで休みで付近には人の気配は無く、カラスが鳴いているだけだった。周囲の積雪は20-30cmだった。今回は5人で、スノーシュー2人、ワカンが3人だった。ワカンやスノーシューを準備している間に雨が降り出した。
 静寂に包まれた森をわいわい言いながら歩きだした。登山者はだれもおらず兎の足跡が少し有るだけだった。兎の足跡を見て、どちらが前足で、進む方向がどちらかを少しばかり議論した。山頂では霧が少し出てきて風も少し有った。山頂の社の軒下で雨を避けながら昼食休憩にした。山頂から展望台へと周回し、ワカン歩きを十分楽しんでから石動山資料館に戻った。雪は吹きだまりでは80cmくらい有った。
 資料館からの車道の下山では次第に雨が強くなってきた。山ではあまり濡れなかったが、車道を下山している間に本降りになり、麓の二宮集落に着いたときはずぶ濡れになってしまった。タイミング良く来たバスに乗り込んだ時には、濡れたレインウェアを脱ぐまで座れず、運転手も我々が座るまでバスを発車させる事ができなかった。濡れていなかったのはザックの奥にしまっていた傘だけだった。

七尾城山に登る2016/02/25 20:39

七尾城の本丸跡
 日曜は、七尾城山に登った。七尾城は、戦国時代には畠山氏の居城だったところだ。七尾駅前からコミュニティバスに乗ることにした。バス停にはルートの記載が無かったので若い女性の運転手に天神川原まで行くことを確認してから乗り込んだ。コミュニティバスだから100円だと思っていたら、運転手の上の表示には最初から170円と出ていた。値段がいくらか言い合っていたら、運転手が「天神川原までなら170円で行きます」と教えてくれた。下りる時には「七尾城は、この道をまっすぐ行けば良い」と教えてくれた。
 資料館の横から尾根伝いの山道を登っていくと七尾城の本丸の下に着いた。本丸は後回しにして展望台の方へ先に行く事にした。本丸の駐車場から展望台までは本来は車道なのだが雪が10-20cm積もっていて車の通行はできなかった。途中からワカンを履き展望台まで行った。七尾湾が良く見えた。休憩後、元の道を本丸の駐車場まで戻った。
 駐車場からは本丸に向かった。立派な石垣が有った。馬をつないでおく場所や身なりを整える場所との説明がある小広場を過ぎると本丸に着いた。広々として眺めが良かった。先に行った展望台よりも眺めが良いくらいだった。続いて、二の丸、三の丸と回って元の麓に下山した。お城の山などつまらないと思っていたが、山の中に規模の大きい城跡があるとけっこう楽しめると思った。麓からは住宅街を駅前に戻った。
 予定より早く駅に着いたので寿司屋で打ち上げすることにした。入ってみると回転寿司なのに回っていなかった。お皿だけは回転寿司方式で値段ごとに色が違っていた。地元の魚が多かった。なまこの軍艦巻も有った。食べた人に聞くと、こりこりしているとの事だった。前日に別の店で食べたなまこは柔らかだったので、板前さんに聞くと、酢に漬けておくと柔らかくなるとの事だった。ほうぼう、こち、ヒラメと食べ、最後に「のどぐろ(2貫で500円)」をおいしくいただいて締めとした。