瀬戸内海の豊島に行く2020/12/08 14:19

檀山展望台にて
 11月29日は香川県の豊島(てしま)に行った。岡山県の宇野港からのフェリーは島の間を抜け豊島の家浦(いえうら)港に到着した。下船して集落を抜けると見慣れない木の畑が有った。実が少し残っていた。どうやらオリーブの木らしかった。
 海に沿って進む車道から登りの車道に入ると、民家の女性に「今日は天気が良くて良かったですね。上まで車道が通じているので楽に登れますよ。でも風が強いので上の方は風が舞っていますよ」と笑顔で声をかけられた。声をかけられ少し元気が増した。少し登るととレモンの木が何本か有り、たくさんのレモンが実っていた。ゆっくりと舗装の車道を登って行くと、やがて最高点の檀山(だんやま)山頂に着いた。眺めの良い場所で周囲の海が見渡せた。中央には展望台が有った。女性の言ったとおり風が強かったので早々に出発した。
 少し下ってから、平坦な未舗装の道を島の南側に回り込むと檀山展望台に着いた。端にはあずまやが有った。島の風下側のため、風は少し和らいでいた。南側に屋島などの高松市近郊の山々がよく見えた。あずまやの隣には磨き上げられた石のテーブルと椅子も有った。テーブルの周りに腰掛け、コップにウイスキーのお湯割りを作ってくつろいだ。
 帰りは、もう一つの港、唐櫃(からと)港に下山した。ちょうど高松行きの高速船も出発する時間で、若い観光客が10人ほど待っていた。高速船が出発して静かになった後、我々の乗る小豆島行きのフェリーがやってきた。数人の乗客と一緒に乗り込んだ。フェリーは滑るように海を進んだ。甲板からは次第に小さくなる豊島がシルエットになって見えた。

小豆島土庄町の皇踏山に登る2020/12/09 13:05

笠ヶ瀧寺の参道の下り
 11月30日は小豆島土庄(とのしょう)町の皇踏山(おうとざん)に登った。土庄町の中心部を外れ、行く手の皇踏山の写真を撮りながら路地を登っていると、自転車を押す女性が声をかけてきた。「坂がどんどん急になり大変だよ」と教えてくれた。「登ったことが有るんですか」と聞くと、「この先の団地に住んでいるからね」との事だった。
 山道に入ると坂は次第に急になった。最後の急な岩場を登ると「見晴らし台」に着いた。真下に土庄町の中心部を見る眺めの良い場所だった。山頂は更に10分程樹林帯をゆるく登ったところに有った。こちらも眺めが良かった。少し風が冷たかったので、「見晴らし台」の方に戻って休憩した。
 下りは登りとは反対側に稜線を進んだ。しばらく樹林の稜線を上り下りした後、笠ヶ瀧(かさがたき)寺への岩場の斜面を下る道になった。小豆島八十八ヶ所霊場の遍路道になっていて石仏が次々と現れた。下りが一段落し、鐘楼の横を通ると笠ヶ瀧寺の休憩所に着いた。「ここは登山道や遊びの場ではないので静かにお通りください」との趣旨の表示が有った。休憩所の先で笠ヶ瀧寺の参道に出た。ちょうど参道の中間点で、上の本堂へも下の山門へも、むき出しの岩の急坂が続いていた。鎖の手すりにつかまりながら岩の急坂を山門へ下った。
 帰りは宿の近くまでバスで戻った。バスを下りた後、まだ時間があったので近くのオリーブショップに寄ってみた。小豆島産のオリーブオイルやオリーブの自然化粧品を見ていると、若い店主が我々のザック姿を見て「どこか登ってきたんですか」と話しかけてきた。「皇踏山に登ったんです」と答えると、「皇踏山は自分の家のすぐそばなんですよ」とうれしそうに教えてくれた。

小豆島の星ヶ城山に登る2020/12/12 13:16

裏八景の石門を下る
 12月1日は小豆島の星ヶ城山(ほしがじょうやま)に登った。行きは草壁(くさかべ)港から歩き出した。醤油工場や、オリーブ畑を見ながら登ると、やがて林道の登りになった。照葉樹の森をゆっくりと登って行くとロープウェイの山麓駅、紅雲亭に着いた。周囲は紅葉はちょうど見頃だった。ここまではバスで来ることも可能で、観光客が紅葉を楽しんでいた。
 紅雲亭からはロープウェイの横の道を登って行った。表十二景と呼ばれる道で奇岩が続いていた。途中のあずまやでは、ボランティアのガイドに連れられた6人のハイカーが下ってきた。奇岩の説明を一緒なって聞いた。急登を終え、遊歩道を景色を楽しみながら少し進むと、ロープウェイの山頂駅、寒霞渓(かんかけい)山頂に着いた。ちょうど昼時だったので、売店でオリーブ牛コロッケバーガーとコーヒーを注文し、テラスで昼食休憩にした。
 昼食後、山道を星ヶ城山山頂へと向かった。山城跡の空堀や小さな神社を見ながら登ると山頂に着いた。東側の展望が開け、淡路島が見えた。Aさん持参のウイスキーを飲んで休んでいると、女性単独行者が登ってきた。高松からの日帰り登山者で「フェリーに乗り遅れて、行きも帰りもロープウェイ利用になってしまった。本当は、表十二景、裏八景を歩きたかったんだけれど」と言っていた。
 下山はロープウェイ山頂駅まで戻り、裏八景を下った。松茸岩や石門などの奇岩を楽しむ事ができた。

小豆島の洞雲山・碁石山に登る2020/12/13 13:19

碁石山本堂
 12月2日は小豆島の洞雲山(どううんざん)・碁石山(ごいしやま)に登った。バスを坂手港で下車して歩き始めた。登山口への途中で少し寄り道すると、壷井栄の文学碑が有った。海のそばの高台に有り、港の眺めが良かった。
 細い車道を登って行くと大きな石柱の立つ登山口に着いた、登山道は岩壁の横から樹林帯の斜面へと登っていた。急斜面では、踏み跡がはっきりせっず、赤テープに従って手で木をつかみながら登った。岩の稜線に出ると、すぐに最初のピーク、洞雲山に着いた。岩の上に小さなほこらが有り、反対側は絶壁になっていた。狭い山頂は中空に飛び出た感じで海の眺めが良かった。更に、尾根伝いにウバメガシの森を進んでいくと次のピーク碁石山に着いた。前日登った星ヶ城山が見えた。往路を戻り登山口に下山した。
 登山口から細い車道を進むと小豆島八十八ヶ所霊場の第一番霊場洞雲山、続いて第二番霊場碁石山に着いた。碁石山の本堂は洞窟の中で、暗い堂内には眼鏡の若い女性が番をしていた。ろうそくを200円で購入して納めた。女性はローソクに火をともしながら祝詞をあげてくれた。急に祝詞の大きな声を聞いて少しびっくりした。「八十八ヶ所霊場には、このような山や海にある自然の霊場が十数ヶ所有ります。ここには普通はお坊さんがいるけれど、今日は檀家を回っていて不在なんです」と説明してくれた。帰りに「ご接待をどうぞ」と入口のお皿に置いた飴を勧めてくれた。
 遍路道を下り丸金前バス停に下山した。丸金醤油の無料博物館を見学した後、しょうゆソフトクリーム300円を食べた。少し醤油の香りがするソフトクリームは思いの外おいしかった。バス停に戻ると若い女性の観光客がいた。これから神戸に帰るとのことだった。どこを回ったか聞いた後、ソフトクリームがおいしかったことを伝えると「私も食べました」と言っていた。

小豆島の千羽ヶ嶽に登る2020/12/14 13:00

千羽ヶ嶽への登りの岩場
 12月3日は小豆島旅行最後の山、千羽ヶ嶽(せんばがたけ)に登った。橘バス停でバスを下車して歩き始めた。これから登る千羽ヶ嶽がよく見えた。幼稚園の前を登って行くと、幼稚園児に元気よく「おはようございます」と挨拶された。保育士さんからは「お気をつけて」と声をかけられた。
 登山道に入ると、道は次第に急になり、やがて岩場の登りになった。ロープがつけられていた。岩場を一登りすると岩棚に着いた。六畳ほどもあろうかという広い岩棚からは海の眺めが良かった。
 岩棚から更にロープの岩場を登って行くと、最高点らしき岩に着いた。標識が無かったので更に先へ進むと数メートル低くなったところに三角点と山頂標識が有った。樹林に囲まれ展望が無かったので岩に戻って休むことにした。岩の上からは海の眺めが良かった。残っていた日本酒で乾杯し、蜜柑を食べながら休憩した。
 下りは反対側に向かった。こちらの方は緩い山道だった。途中からは林道歩きになった。紅葉が少しきれいだった。最後は車道を安田まで歩いた。安田バス停前に佃煮屋が有ったので、お土産の佃煮を購入してからバスで土庄港に向かった。土庄港で帰りのフェリーを待つ間、小豆島のクラフトビールで打ち上げの乾杯をした。

上野村の高反山に登る2020/12/15 13:08

高反山へのトラバースの登り
 12月11日は群馬県上野村の高反山(たかそりやま)に登った。道の駅からの登りに少し迷ってしまい、いったん国道に戻ってから登り直した。結局、舗装された林道を登り、電気柵を開閉して進んで、何とか目標の檜峠に着いた。
 檜峠からは登山道になった。U字に掘られた登山道には落ち葉がたくさん積もっていた。くるぶしまで落ち葉に潜りながら登った。落ち葉の上には数日前の登山者の足跡が残っていた。道は途中で直登コースとトラバースコースとに分岐していた。岩場の多そうな直登コースを避け、トラバースコースに向かった。道幅が狭く、ザレ場になっているところも有って、注意深く進んだ。トラバースが終わると山頂へ一直線の急な登りになった。周囲はミズナラの森で、どんぐりがたくさん落ちていた。
 山頂は日当たりが良く暖かだった。葉を落とした木の間からは両神山や谷の対岸の大きな吊り橋(スカイブリッジ)が見えた。15mほど下の岩からは上野村の町並みが箱庭のように見えた。休憩後、下りは安全な林道コースに向かった。林道に出るまでの大岩で間違ってロープの先端まで下ってしまった。実際は途中から岩に沿って横に進む道が正しかった。10mほど登り返して正しい道に戻った。林道に出てからは周囲の景色を眺めながらのんびりと下った。
 道の駅には予定より少し早く着いた。バス待ちの時間を利用して、上野村産のシイタケ、蜂蜜、十石みそを購入した。レストランでは十石みそソフトクリームを終了間近の割引で250円で売っていた。ほんのりと味噌味のするおいしいソフトクリームを食べながら満足した一日を振り返った。

霧ヶ峰の雪原を歩く2020/12/21 13:23

霧ヶ峰の湿原を歩く
 12月20日は霧ヶ峰に行った。前日は白樺湖でランニングコース一周(3.8km)を歩く足慣らしをした。3/4程度凍結した湖からは白い蓼科山がきれいに見えた。コースの積雪は7-8cmで、歩き終わる頃は疲れて足取りが少し重くなっていた。夜は宿で地物の白ワインを飲みながらイタリアンのごちそうを食べた。
 当日は車山の肩から歩き始めた。積雪は20cm程度で、よく踏み固められていて歩きやすかった。前方には富士山がくっきりと見えた。時々冷たい風が吹き、草やかん木には霧氷が着いていた。登り途中で数人のハイカーとすれ違った。いずれも若い単独行者だった。
 山頂にはレーダードームと新しい展望テラスがあった。数人のハイカーが休んでいた。テラスへ続く木道は薄く雪が付いていて滑りやすかった。木道の横の地面を歩いて進みテラスに上がった。正面には南アルプスがよく見えた。展望を楽しんだ後は、山頂のすぐ下に有る緊急避難所に入って昼食休憩にした。Aさんが持ってきたミネストローネとおしるこで体を温めた。
 下山は湿原を経由することにした。スキーのゲレンデを少し下ってから急な斜面を下り湿原の登山道に出た。木道は適度に雪が積もり歩きやすかった。広い湿原の先には美ヶ原の台地が見えた。やがて少し登り返しになると、出発点の車山の肩に着いた。この日は穏やかな好天で楽しいスノーハイクを堪能する事ができた

鎌倉の源氏山に登る2020/12/24 13:25

樹ガーデンカフェ
 12月23日は鎌倉の源氏山に登った。駅から住宅地を歩いて行った。住宅地の外れからは化粧坂(けわいざか)の登りになった。角がすっかりとれた岩の山道だった。昔から多くの人たちが歩いてきた事を思い起こさせた。途中で水が少し染み出たところが有り滑りやすかった。化粧坂を登り詰めると頼朝像の有る公園に着いた。20人ほどの遠足の小学生が遊んでいた。頼朝像の先にはサザンカがたくさん咲く公園が有った。
 階段を一登りすると源氏山山頂に着いた。古い桜の木がまばらに生えていた。木の間から富士山が見えた。男性が二人休んでいて、うち一人は切り株に座って本を読んでいた。山頂広場の端にシートを広げ、昼食休憩にした。
 休憩後は稜線を大仏方面へと向かった。照葉樹とカエデの紅葉の見られる森の道だった。細かい上り下りを繰り返して進むと「樹(いつき)ガーデンカフェ」の分岐に着いた。ちょうどカップルがやってきたので様子を聞くと、「ガラガラで席も屋外です」との事だった。我々も寄ってみることにした。カフェは西側に向けた斜面にあり、富士山が見えた。開いたパラソルの下に二人がけの席が段々になっていた。コーヒーゼリーを注文すると暖かなお茶も合わせて出してくれた。暖かな日差しを受けながらおいしくいただいた。
 帰りは稜線を進んで大仏トンネル脇に下り、大仏前を通って鎌倉駅まで商店街を歩いた。この日は短時間で楽しいハイキングができた。