滑落停止2014/05/08 21:57

真昼岳からの下りの滑落した斜面
 GWは岩手県と秋田県の県境にある 羽後朝日岳~和賀岳~真昼岳~女神山 を縦走した。天候に恵まれ最高の山行ができた。
 ところが失敗を一つ。真昼岳からの下りでスリップをしたのだ。雪の無いときは鎖場になる急坂らしい。先行二人の足跡にバランスを崩したのか、そもそも雪面自体に硬いところ柔らかいところが有ったのか、原因はよく分からない。とにかく転んで滑り出した。加速し始めたのでピッケルのピックを雪にさして止めた。3m程滑った。ちょうどピックで雪面を切り裂く感じだった。
 ピッケルでの滑落停止は数回練習していて、やり方も理解していたが実際に使うのは初めてだった。けっこうちゃんと止まるものだと思った。
 斜面の下は次第に緩くなっていて、そのまま滑ったとしても減速して停止、もしくは運が悪ければ木にぶつかって停止する場所だった。それほど大きな危険が差し迫った感じではなかった。ただ、慣れによる油断が原因だったと思うので、今後は気をつけようと思う。

コメント

_ 帰りを急ぐ同行の士 ― 2014/05/11 21:49

片平さん
久しぶりです。3度目の正直で天気に恵まれて充実した山行だった由、良かったですね。
今回の滑落、朝日連峰のビバークは危なかったですね。当方も昨年、毛無三山の下山時に残雪で滑落しましたが、事なきを得ました。体力と相談して慎重な行動が大切ですね。
200名山は、あと18山です。順調にいけば、今年で完登できそうですが、最近、水泳に注力しています。
では、また。

_ 片平俊介(5月12日) ― 2014/05/12 14:55

帰りを急ぐ同行の士へ
コメントどうもありがとうございます。山は油断は禁物です。お互い慎重な行動を心がけましょう。

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