釧路のクロスカントリースキーへ2010/03/05 21:28

 明日から3日間で北海道の釧路に行き、クロスカントリースキーをしてくる予定だ。初日はレンタカーで阿寒まで行き、森を少し歩き回り、二日目、三日目は釧路湿原周辺散策の予定だ。昨日までにレンタカーやホテルの予約を済ませ。後は天気さえ晴れればと言ったところ。
 ところが夕方レンタカー営業所から電話が有った。何事かと思ったら「本日レンタカーの予約が入っていたのにお見えにならなかったので」との事。どうやら一日予約の日を間違えていたようだ。「予定の便が雪で欠航したので別の便でお見えになるかと連絡を取ったのですが携帯がつながらなくて。」 携帯の電源も入れ忘れていたようだ。「夕方になってしまったのでご自宅の方におかけしてみたのです」との事だった。
 あわてて「行くのは明日なのです」と訂正。謝って予約を入れなおしてもらった。飛行機が欠航だったので幸いキャンセル代は取られなかった。そもそも天候がずれて明日の自分の便が欠航していたら旅行自体中止だったかもしれない。運が良かった。電話がかかってきたついでに天気の様子を聞いたら、「午後からは正常に飛んでいます。」との事で一安心。「雪がかなり積もったので、四駆にしてはどですか」と進められたので、ついでに四駆への変更もしてしまった。
 昨年は同じ計画をして、羽田まで行き、飛行機が欠航で、すごすごと帰ってきたことを思えば、今回はつきが回ってきたようだ。今度こそ、みなさんに北海道の雄大な景色を紹介できるのではと思う。

釧路湿原を滑る2010/03/11 21:25

釧路湿原の鹿の群れ
 先週末は北海道の釧路湿原にクロスカントリースキーに行った。幸い天気もよく、少し日焼けもしたほどだった。予想外に丹頂鶴も見ることができたし、鹿の群れにも会うことができた。自然の素晴らしさを堪能することができた。
 普段、山登りしていると、動物に会うこともしばしばある。鹿など一番会う動物だと思う。それでも群れになっているのをじっくり観察するとなると、そうあることではない。今回は川のほとりで昼ごはんを食べながら対岸を鹿がうろつくのを眺めていた。湿原と言うと景色は確かに平板で面白みに欠ける。でも自然は豊かだった。
 わざわざ平らなところを滑るために北海道まで行かなくても良いだろう、と思うかもしれない。でも自然の豊かさを味わってしまうと帰るのが惜しくなってしまった。また、来年も同じ時期に北海道を訪れたいものだ。

青笹山へ2010/03/12 21:16

 明日は先々週途中で断念した青笹山へ行く予定だ。先々週は天気が悪くあきらめた山だ。幸い明日は天気が良さそうなので今度こそ予定通り歩けそうだ。展望を楽しみにしている。週の半ばに冷たい雨が降ったので山には少し雪が残っているかもしれない。気をつけていこうと思っている。

青笹山の人気2010/03/19 21:19

北側稜線から見た青笹山
 3/13の青笹山は予想通り、雪が積もっていた。15cmくらいだったのでそれほど苦労せず、コースタイムと変わらない時間で歩けたと思う。そこそこ人気のある山らしく、10人の登山者と出会った。
 まず、バス停から登山口まで歩いているときに、車が停まってくれて「乗って行かないか」と声をかけられた。普段なら断ることも多いけれど、今回は乗せていただくことにした。少しきつめのコースを予定していたので乗せてもらえば余裕が出る。それに登山口までの道は2週間前に断念したときに歩いている。おかげで50分ほど歩く時間を省略できた。
 峠までの登りでは20台の3人組女性に追いつかれた。あまり雪に慣れていないらしく「こんなに雪があるとは思わなかった」とか「アイゼン初体験になるかもしれない」などと話す声が聞こえてきた。そのうちに前を歩く私の存在は無視されてきたらしく、共通の男友達の噂話をしだした。「何々君でいやだよね~。せっかく女同士で行こうと思ったのに一緒に行きたいなんて言い出して。」などと話していた。やはり若い女性3人が集まると話題は男性のことになるのかしら。車のナンバーと御在所山の話をしていたことから、どうやら名古屋から来たらしい。
 峠から山頂までは、車に乗せてくれた男性単独行などとすれ違い、最後の山頂手前で先ほどの女性3人組が下りて来るのとすれ違った。「明日もこの辺の山に登るのですか」と聞いたら「いいえ日帰りなんです」との答え。名古屋から日帰りでわざわざここまで来るのかと驚いた。
 山頂はだれもいなかった。雪が融けていて芝生状になった草が見えていた。腰かけて日差しに温まりながら、一人静かな山頂でくつろいだ。

臥龍山のブナ2010/03/24 22:50

臥龍山のブナ
 臥龍山(がりゅうざん)は、つい最近、島根大学の女子大生の死体が発見されたところだ。それが理由で今回登ったのではなく、島根、広島近辺で一日で登れる面白そうな山を探した結果選んだものだ。
 ガイドブックを読むと交通が不便で車が必要そうな様子だった。でもよく調べてみると一日二往復、広島と益田を結ぶ都市間高速バスがふもとを走っていることが分かった。広島から往復すると朝の便が9:43なのでちょっと時間不足。益田発は朝7時なので使えそうだ。かくて益田からバスに乗り八幡原で8:02に下車、帰りは八幡原から15:22にバスに乗り広島までの理想的な計画ができた。時間に多少余裕があるので隣の掛頭山まで縦走することにした。
 臥龍山はブナに覆われた山だった。登り始めだけ少しミズナラの森で、途中はブナ。山頂付近で少し潅木が多くなり、北面の下山コースになると残雪もあるブナの森になった。ひたすら続くブナの森の登りは瞑想にふけるにはうってつけだ。哲学的思考にふけりながら自分を見つめなおすのにちょうど良い。一方、隣の掛頭山はミズナラの山だった。隣どうしの山なのに、ずいぶんと植生は違うものだ。
 たっぷりと山を楽しんだ後、バスで広島に出た。弁当とビールを買って新幹線に乗り込んだまでは良かったが、連休の最終日とあって車内は混雑していた。結局、新大阪まで通路に立って行った。ビールがぬるくなってしまうのではと少し心配した。やっぱり多少の苦労がないと楽しみは味わえないものだ。

雪の阿能川岳へ2010/03/26 21:12

 明日、明後日は谷川岳の南にある阿能川岳へ登る予定だ。天気の方は、どうやら今一歩で、土曜は何とか持ちそうだが、日曜は雪になりそうだ。山頂でテント泊の予定だけれど、場合によっては山頂に着く前に雪が降り出すかも知れない。一夜明けたら10-20cmの新雪の可能性もある。雪の中、逃げるように山頂を撤退するような気がする。
 まあ、それほど奥深い山ではないので、多少苦しくとも安全には下山できると思う。覚悟を決めて行ってこようと思う。

阿能川岳での日焼け2010/03/29 22:22

阿能川岳への登り
 週末の阿能川岳は思ったよりも天気に恵まれた。歩き始めは快晴だった。次第に曇ってきて山頂に着いた時は雪が降ってきた。このあたりは予想どうりだった。夜の間にかなり雪が積もるのではと思ったが、実際にはほとんど降らず、暗くなると雪はやんでしまった。夜、外を見てみたら町の明かりがきれいに見えた。月も雲の向こうにぼんやりとではあるが見えていた。
 曇り空だったせいか、朝の冷え込みもさほどではなかった。出発前に山頂にもう一度行ってみたら、昨日は見えなかった回りの山々もきれいに見えた。
 曇り空の下、下山開始。雪も硬くなく気持ちよく下ることができた。駅にたどり着くまで雨にも降られず天候に恵まれた山行だった。
 だいぶ日焼けしたようで、会社では自分からはどこへ行ったとも言わなかったのに「どこに行って来たのか」と聞かれてしまった。