無意根山に登る2011/06/27 20:33

大蛇ヶ原にて
 無意根山は札幌市の南西、定山渓温泉の奥にある。
 初日は薄別から途中の無意根小屋まで登った。途中には大蛇(おろち)ヶ原と呼ばれる湿原が有り、チングルマが見ごろだった。山頂へは翌日の早い時間に。時間帯が早かったため山頂は独り占め。鳥の鳴き声が混ざるさわやかな風が吹いていた。これだから山登りはやめられない。こんなことなら誰かを誘ってくればよかったと思った。展望は360度。羊蹄山を始め、かつで登った山々が見渡せた。あらぬ方向に白い山が見えたので地図で調べたら積丹半島の山だった。
 下りは北の元山へ。車ではないので下山地を登りとは変える事ができる。ただし、車道に出た後、延々と3時間半歩かなければならなかった。途中で足が靴擦れを起こしかけ、なるべく舗装路の横の草地を歩くことにした。いい加減くたびれた頃、ようやく定山渓温泉にたどり着いた。やっぱり人を誘わなくて良かったか。