虫倉山への新緑山行2012/06/05 21:11

虫倉山山頂のレンゲツツジ
 週末は新緑山行で長野県の虫倉山に登った。今回は所属する山登り同好会の企画。参加者は10人。大勢集まってテント泊となると夜はにぎやかだ。昼間とった山菜を使った天ぷらをつまみにウイスキーや日本酒での宴会となった。
 それでも翌日を考え20時には就寝。夜の間は雨がかなり強く降り、どうなる事かと思ったが、朝になるとやんでいた。予定通り虫倉山に登山。雨上がりであいにくとガスがかかり山頂の展望は今一歩。それでも季節がらたくさんの花が咲いていた。
 下りは猿すべりコースへ。最初の標高差100m位は鎖場の連続する急坂。10人もいると鎖ごとに待たねばならず、時間は登りよりもかかるほどだった。無事に下山し、あとは車で温泉へ。たっぷりくつろぎ昼食も食べて一同大満足。
 今回の企画には幹事に大感謝。唯一の失敗は私が会の旗を忘れた事くらい。(実は2回に一回の割合で忘れている)。次は忘れないようしようと思うのだが。。。

雨の焼石岳登山2012/06/12 06:31

姥石平を歩く
 週末の焼石岳は途中から霧雨。銀名水の避難小屋では小屋を整備していたN氏から「雪渓が有るので気をつけて。分からなかったら戻ってここに泊ると良い」と見送られた。山頂では休むうちに本降りに。金名水を経由して夏油温泉まで縦走する予定を変更して、元の道を銀名水へと下山することにした。
 夏油温泉への分岐のある姥石平を過ぎて5分も歩かないうちに登山道を整備してた地元のS氏とすれ違った。「これから金明水まで行くので一緒に来ないか。明日は夏油温泉へ下山する予定だ。」との事。予定を再変更して一緒に行くことすることにした。姥石平から東焼石岳までは、ハクサンイチゲが一面に咲いていた。これを見ずして引き返さなくて良かったと思った。
 金明水は後から来たA女史一行13人組と一緒。宴会を横目で見ながらのさみしい夕食も精神衛生上良くない。宴会に招待さた事を機会にお酒とつまみをいただいき、気分が良くなったところで自分の夕食とした。
 翌朝は早立ちして夏油温泉へ下山。経塚山からの下りで雪で登山道が分からなくなっているところがあり、S氏の案内が無ければすんなりとは下れなかったろう。夏油温泉ではS氏の知人でもある銀名水で会ったN氏が車で迎えに来てくれいて北上駅まで送っていただいた。
 地元の親切な岳人に救われた雨の焼石岳登山だった。

雨の山ノ鼻キャンプ場2012/06/19 06:54

山ノ鼻キャンプ場
 週末は尾瀬に行った。尾瀬ヶ原の入り口にある山ノ鼻でテントを張った。実は、山登り初級者にテント泊を初体験してもらうのが目的だった。
 当日は雨だった。実は、前の週、夜間の雨でテントの壁が濡れて不評だったため、今回はフライシートの張りを強くすることにした。テントは本体とフライシートの間にしっかり空間が確保されていると、テントの壁が濡れずに快適だ。前の週はフライシートを横に引っ張るゴム紐が劣化して張力が弱くなっていた。そのため本体とフライシートがくっついて本体が濡れて不快だったのだ。今回は古くなったゴム紐を使い古しの靴ひもに交換して、しっかり引っ張った。おかげで夜間の雨がひどかったにも関わらず、まるでテント購入初期を思い出す快適なテントの一夜を過ごすことができた。
 翌日、尾瀬ヶ原を一周する間に雨は上がり日も差してきた。山ノ鼻に戻り、テントを撤収していると、ガイドつらーらしき一団が通り過ぎた。リーダが「ここはテントを張る場所になっています。でも昨夜のように雨がひどい時はテントをしっかり張っておかないと水が漏れてしまいます。」と解説していた。確かに、しっかりテントを張っておかないとひどい目にあっていただろうた。
 同行の山登り初級者はテント生活がよほど快適だったようで帰りに「同じ大きさのテントを買おう」と言っていた。