霧の摩周岳2012/10/01 21:04

西別岳から摩周岳への途中で
 週末の北海道の山は散々だった。藻琴山も摩周岳も霧で展望なし。しかも帰りの飛行機は台風で欠航になった。
 藻琴山は登山口からの標高差300m足らず。登山後、時間が余ったので登山口のレストランでコーヒーを飲むことにした。天気が悪いせいか客は誰もいなかった。主人に「このあたりはいつごろ雪になるのですか」と聞くと「最近は雪が少なくなりクリスマスでも積っていない時がある」とのこと。少しよもやま話をした後、席でコーヒーを飲みながらメモを整理していたら、「よかったらどうぞ」とアメリカンドッグをサービスしてくれた。
 その晩は西別岳の登山口にある西別小屋泊。立派なログハウスで、まるで別荘のようだった。宿泊者は他に1人いた。もう1人が連れが遅れているとかで20時過ぎまで付き合って到着を待ち、21時に就寝。「養老牛温泉は良い」と薦められた。翌日、摩周岳に登った後、養老牛温泉に行ってみた。日帰り入浴は13時からで、まだ30分ほど時間が有った。ロビーで待っていたら、コーヒーをサービスしてくれた。温泉は川の流れの横に露天風呂が有った。時々落ち葉がひらひらと川の中に落ちるのを見ながら湯につかるものなかなか風情があった。小屋で同宿の二人組も来ていたのであいさつした。
 さて、これで釧路空港でレンタカーを返して飛行機に乗れれば万事丸く収まると思っていたら、「お客様はどちらまでですか」とレンタカーの従業員。「東京です」と答えると「欠航が決まっています」との話。結局、このまま空港にいても仕方がないので返却場所を釧路駅前に変更してもらい、釧路駅に向かった。
 釧路駅から札幌方面へ特急に乗り、夜行に乗り換えて青森へ。みんな同じことを考えるらしく夜行は混雑していた。座席がなく、やむなくラウンジの椅子に腰かけテーブルに頭を乗せて眠った。青森からは新幹線で9時半近くにやっと東京にたどり着いた。
 散々な山登りだったが、山自体の雰囲気や山周辺の設備はなかなかよかったので、いずれ再挑戦したいと思っている。

次の週末こそ雲取山へ2012/10/08 21:44

雲取山途中の霧藻ヶ峰の秩父宮レリーフ
 週末は、よんどころない事情で山登り中止。
 木曜日、父親が入院したのだ。(母親に言わせれば緊急入院。)金曜日は弟が病院に行ってくれた。金曜日の夜の電話では、土曜日の10時に先生の診察が有るので一緒に聞こうとの事。土曜日に先生と本人から確認した顛末は以下の通り。のどの腫れが有るのでかかりつけの内科医に行ったところ、念のため近くの耳鼻咽喉科に行くと良いと薦められたらしい。そこで耳鼻咽喉科に行くと、念のため医科大学病院で診察してもらうと良いと紹介状を書いてもらったとのこと。医科大学病院では紹介状を書いてもらった手前、もしものことが有っては行けないとの判断で入院してもらった。先生の話では普通の外来で来たなら様子を見てみようと通院にしたとの事。
 結局、病院に三泊し、月曜にすっかり良くなって退院。夕食での祝杯でワイン一本を父と飲み(母親はほとんど飲まない)憂さを晴らして三島に帰ってきたところ。三連休を棒に振り、次の週末こそは予定通り雲取山に行こうと決意を新たにした次第。
 と言うことで今週の写真は先日断念した雨の雲取山の写真に相成った。

岩菅山の縦走路2012/10/22 21:51

笠法師山から切明温泉への下山で
 最短距離で山頂に達するコースの奥に、実はもっと素晴らしいコースが隠れている山がある。週末の岩菅山もそんな山だった。
 発哺温泉からゴンドラで山頂駅へ。山頂駅から寺子屋峰を経由して岩菅山山頂まで。ここまでは、ありきたりのコースでたいして印象深いコースでもなかった。山頂小屋で一泊し、翌日は早朝からの歩き始め。裏岩菅山までの見晴らしの良い稜線の途中で明るくなり、裏岩菅山で日の出を迎えた。シラビソの森をしばらく通った後、烏帽子岳へ。烏帽子岳付近は岩場が多くて見晴らしも良かった。岩の間の灌木の紅葉がきれいだった。
 笠法師山を過ぎると見晴らしの良い稜線も終わり。今度は紅葉の森になった。紅葉越しに苗場山を正面に見ながらの下山。下山後は切明温泉で汗を流した。玉にきずなのが切明からバス停のある和山まで1時間余り歩かなければいけない点か。
 結局、秋晴れの好天にも関わらず二日目は山中では誰にも会わなかった。美しい秋の山を我々だけで独占。大勢の人が登るコースが良いとは限らないことを再認識した。

紅葉の粟ヶ岳へ2012/10/26 07:06

粟ヶ岳の場所
 今週末は、粟ヶ岳に行く予定だ。天気は土曜は晴れ、日曜は曇りのち雨。まあまあと行ったところ。
 粟ヶ岳は二度目で、前回は雷が至近に落ち肝を冷やしたところだ。同じことは、そうは起きないだろうが、そこそこ気を付けて行って来たいと思う。青空の下の紅葉を楽しめたらと思っている。

秋の山を粟ヶ岳で楽しむ2012/10/29 22:30

粟ヶ岳の避難小屋
 15年ぶりの粟ヶ岳は紅葉の見ごろだった。
 前回はもう少し下の方で紅葉がきれいだったが、今年は気温が高いのか紅葉の進みが遅いようで、今回は少し上の方の紅葉がきれいだった。避難小屋で一泊しての余裕のある行程。幸い二日目の雨も小降りで終わり大いに紅葉を楽しんだ。展望も良かった。
 15年もたつと覚えていることは限られている。でも、前回、落雷に会いびっくりしたところだけは、しっかり記憶していた。もっとも「ここで前回落雷に会ったんだ」と同行者に話しても受けないだろうと思って黙っていた。前回は往復コース。今回は、登りと下りを別のコースにした。前回通らなかった下りコースには牛ノ背(うまのせ)などの見どころも有り、こんなところが有ったんだと感心した次第。過去に登った山でも再訪すると良いものだと思った。
 順調にいきすぎて受けをとるような話題は無いけれど、秋の山を楽しんだということで、まずは報告まで。

泉山に2012/10/31 21:49

泉山の位置
 次の山は泉山(いずみがせん)の予定だ。金曜日の仕事が休みのため利用して行こうという訳だ。本来なら三連休で、もういくつか登って来ようと思うところだが、あいにく土日は別の用事が入っている。あわただしく木曜の仕事が終わってから津山まで移動し、翌日登ってそのまま帰って来ようと考えている。
 実際、木曜の仕事が終わってからの移動は、かなりきつい。津山着は真夜中となる。でも仕事を忘れてのリフレッシュも良いかと思って強行スケジュールにした。
 せっかく行くのだから好天を願っている。きれいな紅葉を楽しめたらと思っている。