道志川上流を遡行する2021/09/03 13:47

道志川上流のナメを登る
 1日は道志川上流を遡行した。入渓点からしばらくは水量も多かった。水の圧力に逆らいながら流れの中を登って行った。平坦な登りが続いた。川幅は割と広かった。難しいところは無く、ビギナー向けの快適な沢だった。時々15cm位の魚が素早く泳いで行くのが見えた。
 キャンプ場を過ぎると、人の気配も無くなり、谷も狭まってきて沢らしくなった。所々に小さなナメが有った。やがて釜の有る2m滝に着いた。水流脇を靴底の摩擦を効かせながら登った。2m滝を過ぎると次第にナメが多くなった。後半は、きれいなナメを楽しみながらの登りになった。枝沢があちこちから入り、水量は次第に少なくなった。時々車道がすぐ上に見えた。その割には静かな沢だった。
 最後に4mの堰堤を左から巻いて越えると、終了点の「水源の森」に着いた。濡れた靴や衣類を交換し、川原に座ってコーヒーとお菓子をいただいてくつろいた。あいにく霧が出てきて雨が少し心配になったので、早々に出発しなければならなかったのは残念だった。
 帰りは「道の駅どうし」に寄り道した。地元の野菜とプラムをお土産に購入した。