丹沢菰釣山を縦走2024/03/26 15:37

朝の菰釣山避難小屋
 3月23-24日は山北町と道志村との境に有る菰釣山(こもつるしやま)を縦走した。初日は西丹沢ビジターセンター出発時から雨だった。途中ではみぞれから雪に変わった。畦ヶ丸(あぜがまる)避難小屋まで来るとようやく小降りになった。菰釣山への縦走路は霧の中を進んだ。最後にゆるく登ると霧の中に菰釣山避難小屋が現れた。
 小屋で10分ほど休むうちに霧が晴れ青空が出てきた。夕暮れが迫るので周囲の山々を楽しむゆとりもなく、水くみに出発した。谷への下りには雪が残り滑りやすかった。注意しながらの下りで時間がかかった。160mほど下ると水場で、水はたっぷり流れていた。水場から小屋に戻ったときには真っ暗になる寸前だった。
 翌朝は晴れていた。出発前に山頂から3人組が下ってきたので、山頂の様子を尋ねると「富士山はバッチリ見えました」と教えてくれた。期待に胸を膨らませながら少し雪の残った登山道を登った。前年の2023年に整備されたばかりの階段を登っていくと山頂だった。西側の展望が開け、富士山がきれいに見えた。
 下りは山中湖へ向かった。最初の急な下りでは雪が凍っていて気をつけて進んだ。急坂が終わると、なだらかな道が多くなった。雪もほどんどなく快適な縦走だった。高指山(たかさすやま)で最後の展望を楽しんだ後、山中湖畔の平野へ向かった。途中で雨になりレインウェアを着た。平野のバス停でレインウェアを脱ぎ、余った水で靴を洗いながら帰りのバスを待った。久しぶりの泊まりの山行で、充実した二日間だった。

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