湯ノ沢の登山靴2016/10/27 20:06

湯ノ沢の登り
 水曜日、好天に恵まれ丹沢の中川川左岸にある湯ノ沢に沢歩きをしに行った。中川温泉入口でバスを降り、温泉旅館の前を通って沢沿いに車道を第一堰堤まで登った。堰堤から川原や山道を30分程歩いたところで渓流タビに履き替えた。元のところに下りてくるので登山靴はデポすることにした。次の深田堰堤のところは巻道の高度感が有ったのでロープを使った。深田堰堤の先で川原に下りてからは、いくつものナメ滝を通り、滝を眺めながら歩いた。目的地点の七ノ沢の35m滝まで変化に富んだ沢を楽しむ事ができた。一休みしてから同じところを引き返した。
 帰り道、深田堰堤の巻道を通っているときに下の川原に人が歩いているのに気が付いた。誰も登ってこないと思っていたので少しびっくりした。沢音がうるさいせいか、上で物音をたてている我々には気付かず下流の方に行ってしまった。川原に下りた時には人影は見当たらなかった。しばらく下流に歩くと靴をデポしたところに着いた。荷物は無事だった。濡れた足を拭いて登山靴に履き替えた。
 川原を下り第一堰堤の横を通って民家のところに着いた。軽のパトカーが止まっていた。何事かと思ったら、おまわりさんに「靴を履き替えて沢登りをしていたんですね」と笑顔で聞かれた。民家の人が、キノコ取りをしていたら靴だけが有り、そばに人は見当たらなかったので警察を呼んだらしかった。「お騒がせして済みません」と謝った。おまわりさんも安堵した様子だった。
 中川温泉バス停ではバスの時間までタイミング良く5分の待ち時間だった。おまわりさんが来る前にバスに乗れれば、もう一度顔を合わせてばつの悪い思いをしなくて良いと思ったが、あいにくバスが来たときにちょうど軽パトカーがやってきた。おまわりさんと会釈しあいながらバスに乗り込んだ。靴をデポするときは不審を抱かれないようすべきだったと反省した。

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