神南(かんなん)山の困難2016/10/21 20:22

神南山と神南山権現社
 神南山権現社が神南山の登山口だった。小さな神社で賽銭箱も無かった。それでもきれいに整備はされていて沢からは水が引かれ、赤いのぼりも立っていた。
 登山道は神社の横から付けられていた。登っている人は少ないようで蜘蛛の巣が多かった。尾根道からやがて沢沿いの道になった。登っていくと、どこで間違えたのか道が不明瞭になってしまった。それでも赤テープはところどころに着いていたので一応は登山ルートなっているらしかった。そのまま赤テープを拾いながら登っていった。
 赤テープはやがて沢を離れ左手の斜面の登りになった。踏み跡はほとんど分からなくなり赤テープを頼りにするだけの登りになった。ちょうど沢登りの詰めで道の無いところを登山道に向かって登っている時と同じ感覚だった。斜面も急なため木の幹を掴みながら登った。うっかり枯れた木を掴んでしまい、赤テープごと折ってしまった。地面に倒れたままだとテープも役立たないので折れた幹を別の木に立てかけておいた。ようやく稜線に出て、しっかりした登山道を見つけてほっとした。こちらの道を登ってきたら楽だったろうにと思いながら山頂に向かった。
 山頂は北側の展望が開けていた。ベンチが有り腰掛けて休んだ。一休み後、登りとは反対側の道を下った。整備されていてしっかりした道だった。やがて林道の下りになった。林道の分岐ごとに標識が据え付けられていて、登りの道よりこちらの方がよく使われている様子だった。やや長い道だったが、新谷駅までゆっくりと下った。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック