寒かった陣馬山2018/01/14 15:52

市道山山頂
 今回は、北側の五日市側から陣馬山に登ろうとの趣向で、バスを笹平(ささだいら)で下車した。最初の植林帯の急坂は日影で寒かった。手袋を付けていても指先が冷たくなった。尾根に出たところからは南側の雑木林から日が差し、寒さも少し和らいだ。
 最初のピーク市道(いちみち)山で関東平野の展望を楽しんだ後、南に続く尾根を陣馬山目指して歩き始めた。雰囲気の良い雑木林が多く、足元にはドングリが落ちていた。起伏の多い尾根で、北斜面の登り坂では霜柱ができていた。霜柱で浮き上がり、下が空洞になった地面を歩く感じだった。尾根歩きも終盤に近い醍醐丸への登りでは、急な北斜面のために日も当たらず寒かった。
 醍醐丸からの下りは植林帯だった。南斜面になったせいか少し暖かく感じた。10分ほどで醍醐峠に着いた。ドラム缶に入った防火用水が置かれていた。中を見ると水が凍っていた。試しにゲンコツでたたいてみたが、びくともしなかった。足元には、2-3日前に誰かがいたずらして防火用水の氷を取り出したのか、厚さ1cm位の氷の板が4-5枚落ちていた。踏んづけるとパリパリと割れた。和田峠から陣馬山への登りも北斜面で寒かった。冷たい空気のせいで鼻先が痛くなった。
 陣馬山山頂では西日がまぶしかった。白馬の像が西日に輝いていた。幸い風は無く、ベンチに腰掛け、ポットのお湯で薄めた梅酒で暖まりながら景色を楽しんだ。帰りは陣馬高原下バス停までゆっくり下った。暖かいバスの車内に入って、ようやく落ち着く事ができた。