今年の目標2018/01/01 09:03

大雪山 白雲岳山頂にて
 今年は、まず島の山登りの継続したい。考えているのは、青ヶ島、隠岐の島、トカラ列島で、それぞれの山に登りたいと思う。
 次にロングトレイル歩きも続けたいと思っている。候補は北根室ランチウェイだ。それに昨年途中で断念した信越トレイルの残りの西半分も歩きたいと思っている。
 本格的な登山は、まず昨年断念した大雪山縦走の残り部分、トムラウシから十勝への縦走を目指したいと思っている。それから雪渓を登っての剱岳とミヤマキリシマの季節の九重連峰も昨年実施できなかったので目標にしたいと思う。新たなところでは、大峰奥駆の南半分、釈迦ヶ岳から本宮大社までを考えている。海外の山も一つ行ってみたい。昨年はグレートスモーキー山岳国立公園が良かった。今年も準備を十分して海外の山登りをしたいと思っている。
 最後にホームページの充実も目指したい。最終的には一日あたり300人が目標だ。今年は、まず一日あたり100人達成を目標にしたい。

軍茶利(ぐんだり)山に登る2018/01/04 18:02

東浪見海岸
 強い風のためビニールが送電線に付いたとの事で、電車は20分遅れて上総一ノ宮駅に着いた。正月早々のハイキングにしては今一歩のスタートだった。駅近くの玉前(たまさき)神社は少し混んでいて、初詣のお参りと、おやつの古代餅を買うだけで40分もかかった。
 ようやく歩き出し、1時間あまり歩いて「憩いの森」に着いた。13時近くになっていた。休憩所に入って遅めの昼食休憩にした。昼食後に近くの池に寄ると、水仙がきれいに咲いていた。
 「憩いの森」から1時間あまり歩くと目的の軍茶利山の登り口に着いた。高低差約50mの石の階段の登りだった。トレーニングにこの階段を使ったとしたら一往復でうんざりと言った感じの急な階段だった。登りつめたお寺の境内から更に急な山道を登ると標高72mの山頂に着いた。底のすり減ったスニーカーでは、いささか登りにくかった。山頂は樹林に囲まれていた。
 軍茶利山からは東浪見(とらみ)駅に出た。まだ、日暮れまで時間が有ったので東浪見海岸まで足を延ばした。白く砕ける波は夕日に輝いていた。波間にはサーファーが7-8人いて、時々立ち上がり華麗な波乗り姿を披露していた。東浪見駅に戻り、最後はスーパームーンを見ながら電車で帰った。

多峯主山で新年会2018/01/08 14:37

新年会をしたあずまや
 飯能郊外の多峯主山(とうのすやま)は道が良く整備されていた。最初のピーク天覧山(てんらんざん)への途中、舗装された歩道が終わった「中段」の広場には、ウッドチップが敷き詰められていた。足に心地良かった。
 中段から登山道を歩き、十六羅漢の前を通って岩場を登ると、天覧山山頂に着いた。曇りなのに展望が良く、奥多摩の大岳山が良く見えた。
 天覧山山頂のすぐ下にはあずまやが有った。持ち寄った食料で新年会をすることにした。白ワインで乾杯し、黒豆を食べ、豚汁で暖まった。曇り空で気温も低い割には、風が全くなかった。体がワインや暖かい食べ物で温まった。
 昼食後は多峯主山まで登り、山頂から奥多摩や丹沢の展望を楽しんだ。帰りはコナラなどの雑木林を楽しみながら下り、飯能駅に戻った。池袋では、山登りに不参加だった知人にも声をかけ、寿司屋で2次会をした。

寒かった陣馬山2018/01/14 15:52

市道山山頂
 今回は、北側の五日市側から陣馬山に登ろうとの趣向で、バスを笹平(ささだいら)で下車した。最初の植林帯の急坂は日影で寒かった。手袋を付けていても指先が冷たくなった。尾根に出たところからは南側の雑木林から日が差し、寒さも少し和らいだ。
 最初のピーク市道(いちみち)山で関東平野の展望を楽しんだ後、南に続く尾根を陣馬山目指して歩き始めた。雰囲気の良い雑木林が多く、足元にはドングリが落ちていた。起伏の多い尾根で、北斜面の登り坂では霜柱ができていた。霜柱で浮き上がり、下が空洞になった地面を歩く感じだった。尾根歩きも終盤に近い醍醐丸への登りでは、急な北斜面のために日も当たらず寒かった。
 醍醐丸からの下りは植林帯だった。南斜面になったせいか少し暖かく感じた。10分ほどで醍醐峠に着いた。ドラム缶に入った防火用水が置かれていた。中を見ると水が凍っていた。試しにゲンコツでたたいてみたが、びくともしなかった。足元には、2-3日前に誰かがいたずらして防火用水の氷を取り出したのか、厚さ1cm位の氷の板が4-5枚落ちていた。踏んづけるとパリパリと割れた。和田峠から陣馬山への登りも北斜面で寒かった。冷たい空気のせいで鼻先が痛くなった。
 陣馬山山頂では西日がまぶしかった。白馬の像が西日に輝いていた。幸い風は無く、ベンチに腰掛け、ポットのお湯で薄めた梅酒で暖まりながら景色を楽しんだ。帰りは陣馬高原下バス停までゆっくり下った。暖かいバスの車内に入って、ようやく落ち着く事ができた。

津久井城山に登る2018/01/25 20:40

津久井城山山頂
 橋本発のバスは二日前の雪による影響もあってダイヤが乱れていた。ようやく来たバスには大勢の通学の高校生も乗り混んだので、超満員になった。チェーンも付けたバスの速度は通常より遅かった。やっと登山口の津久井湖観光センターに着いた時には予定より45分遅れていた。
 バス停周辺の積雪は約20cmだった。バス停の横には雪の日に置き去りにされた軽自動車が1台止まっていた。ちょうど持ち主が車を取りに来ていて、手でフロントガラスの雪を取り除いているところだった。スパッツを付けてバス停横の急坂を登り始めた。しばらくすると足跡は無くなり、稜線に出るまでの間、まっさらな雪の上を登り続けた。
 稜線の分岐に出ると山頂からの足跡が有った。足跡を伝って、まず山頂とは逆方向にある鷹射場(たかうちば)展望台に行った。関東平野の展望が良く、スカイツリーも見えた。日が差して暖かだった。ベンチの雪を払いのけて場所を作って座り、昼食休憩にした。甘酒で乾杯し、ポトフを温めて食べた。昼食後に分岐まで戻り反対方向へ山頂に向かった。山頂からは木の間に津久井湖が見えた。山頂からの下りでは、少し雪が硬かったので途中まで軽アイゼンを使った。
 下山した山頂南側のパークセンター付近は、よく整備されていて、除雪もきれいにされていた。暖かいパークセンターの中で一休みしていると30歳くらいの女性管理人が事務所から出てきて「山に登ってきたんですか?」と興味深そうに話しかけてきた。「アイゼンは必要でしたか」と聞かれたので軽アイゼンを使った事を伝えた。

高麗山(こまやま)に登る2018/01/26 18:45

水仙を見ながら浅間山に向かう
 大磯駅から東海道線に沿って歩いて行くと、旧東海道に出た。化粧(けわい)坂と呼ばれる所で、わずかなスロープを下ると大磯宿の跡に着いた。幅が広く、両側には松の木が多くて、歴史を感じさせる道だった。時々、ハイカーとすれ違った。
 高来(たかく)神社の裏手からは、本格的な山登りになった。男坂と女坂に分かれていた。男坂は岩の道なので、ゆるい女坂を登った。道脇のツバキを眺めながら登った。30分ほどで高麗山山頂に着いた。照葉樹に囲まれ、少し暗い雰囲気だった。少し足を伸ばし、次の八俵山(はっぴょうやま)まで行って、ベンチに座って昼食休憩にした。周囲にはツバキや水仙が咲いていた。時々ハイカーが通って行った。
 八俵山から浅間山(せんげんやま)にかけては落葉樹が多かった。ベンチがあちこちに有り、このあたりで昼食休憩でも良かったと思った。水仙もちょうど見頃だった。浅間山山頂まで進みベンチに座って一休みした。
 最後に行った湘南平は広々とした場所だった。広場の回りには展望台が3つ有った。丹沢寄りの古い展望台では、ドローンを上げている人がいた。残りの二つの展望台にも登り、景色を楽しんでから、山道をゆっくりと下って大磯駅へ戻った。

岩洞湖を相ノ山に登る2018/01/31 17:53

岩洞湖をレストハウスに戻る
 盛岡からのバスを岩洞湖で下車した。ちょうどワカサギ釣りのシーズンの日曜で、駐車場は混雑し、ほぼ満車だった。レストハウス前でスパッツを付け、ワカサギ釣りの人が利用するスロープを通って、氷った湖に下り立った。湖面には遠くの方までワカサギ釣りのテントが張られていた。総数は50個くらい有った。
 氷の上を相ノ山に向かって歩き出した。氷の上の積雪は10-15cm位だった。途中には赤い鳥居と小さな祠の有る島が有った。ここには氷の張った時期か、船で来るしかない。祠の横で一休みしながら、これからの登りに備えてワカンやスノーシューを履いた。湖面を再び渡り、対岸の尾根に取り付いた。
 積雪は20-30cmでうっすらと足跡が残っていた。20分ほど登った最初の小ピークで休んでいると、50歳くらいの男性単独行が追いついてきた。「相ノ山まで登るつもりはなかったが、登っているのが見えたのでやってきた」と話していた。盛岡から来たとの事だった。男性が付けたしっかりした足跡を利用して山頂へ登った。山頂にはシラカバの木が立ち、湖がきれいに見えた。
 帰りは行きの道を途中で外れ、湖面にショートカットして下り立った。夕方も近くなったので湖面のテントの数は減っていた。テント跡には釣り用の穴が有り、薄氷が張っていた。レストハウスに戻り、中に入ってコーヒーを飲みながら体を温めた。店の中にはレンタルのテントが干してあった。釣り道具やエサ(サシ)も売っていた。窓から外を見ると柱に取り付けた温度計が見えた。マイナス6℃を指していた。