八ヶ岳で花を楽しむ2018/07/03 18:12

ウルップソウ
 週末の八ヶ岳は天気に恵まれた。土曜日とあって、行きの美濃戸口行きのバスの乗客は、20代を中心に若い人ばかりだった。
 樹林帯ではコマドリ、メボソムシクイ、ルリビタキなどの小鳥の鳴き声が盛んに聞こえて、いかにも初夏の山らしかった。空気も澄んでいて、富士山や南アルプス、北アルプスが良く見えた。赤岳から横岳にかけては花もきれいだった。珍しいチョウノスケソウやウルップソウが多く咲いていた。オーレン小屋へ下る樹林帯ではオサバグサがたくさん咲いていた。
 花を目当てに歩いている人にも何人か会った。西天狗岳へ向かっている時にカメラに小さい三脚を付けて持ち歩いている40歳くらいの女性とすれ違った。我々の大きいザックを見て、どこから来たか聞かれた。赤岳から歩いてきた事を伝えると。コマクサの様子を聞かれた。硫黄岳はまだつぼみが多かったけれど根石岳山荘付近は咲き始めていると教えてあげたら喜んでいた。
 最後にきれいな苔の道を歩き渋ノ湯に下山した。温泉で汗を流してからバスに乗り込んだ。