スロベニア、サビチャの滝の山小屋2018/08/23 18:54

Savici小屋
 スロベニアのトレッキング後半は、「サビチャの滝」近くのSavici小屋の宿泊から始まった。ここまでは、ボーヒン湖からのバスの移動だけでなので全く歩く必要はなかった。小屋の外見は納屋のような雰囲気の建物で、部屋は2階にあった。2階に上がると、靴は入口で脱ぐようなっていて部屋は清潔だった。すでに2人の先客がいた。20代のフランス人カップルで、いきなり「こんにちは」と日本語で挨拶された。食事は小屋に併設のレストランで食べた。夕食は鱒料理を注文した。おいしかった。スロベニアのお菓子も進められたが、おなかがいっぱいになったのでやめておいた。
 翌朝、「卵や肉料理でないものを」と、お願いすると、シリアルとヨーグルトを出してくれた。昨晩あきらめたスロベニアのお菓子、シュトルクリ(カッテージチーズを使った焼き菓子 1個5ユーロ)を注文した。温かいお菓子でおいしかった。宿泊料金は1泊2食付きで、お菓子も含め3人で117ユーロだった。カードが使えないので現金で支払った。
 支払い後、3人合わせて持っていた現金を確認すると350ユーロしかなかった。これからの3泊の山小屋が現金しか使えないと少し心もとない金額だった。Savici小屋の主人に聞くと「上の山小屋もカードは使えないだろう」との返事だった。カードのATMの場所を尋ねると、「8キロ離れた町中にある」との事だった。本当にカードが使えないか、山小屋に電話して調べる事にした。まず、2泊目に行く山小屋に電話すると「カードは使えるが、通信状態が悪い時があるので現金も持ってきてほしい」と言われた。心もとないので、最後に泊まる山小屋に電話してみた。英語が通じなかった。英語で何度か聞いて、どうやら使えそうな感じがした(後で間違いと分かる)。最後に、一番初めに泊まる予定の山小屋に連絡すると「カードは使える」との返事だった。ようやく安心した。
 すぐに「サビチャの滝」の入口に着いた。入場料は一人3ユーロだった。念のため3ユーロを節約し滝見物は断念する事にした。