縞枯山で講習会2023/02/10 10:40

縞枯山への登り
 1月7-8日は北八ヶ岳の縞枯山に登った。二日目はアイゼンとピッケルの講習会だった。前日から行って少し雪山になれた上で宿に泊まってから当日を迎えることにした。
 初日は、ロープウェイ山頂駅で出発準備をした。アイゼンの紐のかけ方がはっきりせずネット動画で確認してから付けた。ほとんどの人が北横岳に向う中、縞枯山へ向った。雪は硬くアイゼンがよく効いた。縞枯山先の展望台まで行き木の陰で風を避けながら昼食休憩にした。登山者が数人登って来ては下っていった。下りは茶臼山との鞍部まで進んでから右へ曲がり、五辻を経由して山頂駅に戻った。展望が良い箇所が多く思いの外楽しむことができた。
 翌日は講習会の本番だった。参加者は7人だった。最初は自己紹介で、どの人もこの1-2年で雪山に登り始めたとの事だった。ロープウェイに乗る前にアウター手袋を着けたままでアイゼンを付ける練習をした。少しやりにくかったものの前日の練習の甲斐も有って割とスムーズに付けることができた。参加者のうちの二人はアイゼンの長さが靴に合っておらず講師に直してもらっていた。山頂駅からは、講師判断で行き先が人の多い北横岳から縞枯山に変更になった。雨池峠で昼食後、アイゼン歩行の講習を受けながら縞枯山山頂を往復した。最後は雨池峠の先で滑落停止練習をした。アイゼンを外し、ヘルメットを被り、ピッケルのブレード側にテープを貼って安全を確保してから始めた。スタッフバッグに尻を乗せ講師に足を引いてらい加速したところでピッケルで滑落停止をした。全員が3回ずつ練習したところで、この日の講習は終了となった。ロープウェイで下山後、解散となった。
 今回は基本的なアイゼン歩行、ピッケルの使い方を学び、講習の進め方も理解できて有意義だった。他人にも教えられそうな自信もつき、とても満足した。