奥日光で風の中を滑る2024/02/04 14:23

光徳沼付近を滑る
 2月1日は奥日光光徳温泉でクロスカントリースキーをした。今回は4人の参加者でAさんは初めてだった。快適な東武特急スペーシアXからバスへと乗り継いで中禅寺湖半まで来た。風が強く海かと見間違うほど波がたっていた。、奥日光の光徳温泉の積雪は20cmほどだった。快晴だった。スキーを借りながら係の人に聞くと「今日は他に滑っている人はいない」との事だった。
 まずホテル前で歩く練習を20-30分した。何とか滑れるようになった頃には昼になったので、ベンチに座って昼食にした。風が強く、時々食べ物の袋が飛ばされるほどだった。続いて光徳牧場に移動して滑った。強い風で、時々スキーが押し戻されるほどだった。Aさんは何度も転び助け起こしながら滑った。「もうやめたい」と参加者が言い出すのではと思った。でも、これでやめる訳にも行かないと皆さん考え、光徳沼までは行ってみることにした。
 光徳沼まで来ると西側の山に遮られて意外にも風が治まった。日が当たると暖かいくらいだった。元気になって記念撮影をした。更に戦場ヶ原に向けて行ってみることにした。平坦な道でAさんも割と順調に滑る事ができた。深さ1mほどのギャップを何とか通り、戦場ヶ原への中間点付近まで来た。時間不足になっても困るので、ここで引き返すことにした。光徳沼に戻り着いた頃には、滑りにもすっかり慣れて、沼の周辺を各自自由に滑る事ができた。最後は林間コースを通ってホテルに戻った。
 スキー返却場所には客らしき男性が一人いた。どうやら滑っていたのは我々だけではなかったようだった。風が強く手袋をしても手が冷たくなる条件だったけれど、めいめいスキーを楽しむことができた。Aさんは転びながらもめげずに滑り、思ったより難しかったとの感想が寄せられた。ホテルロビーでコーヒーを飲みながら帰りのバスを待った。

高麗山から水仙を見ながら歩く2024/01/26 13:47

高麗山山頂
 1月25日は大磯町の高麗山(こまやま)に登った。今回は17人の団体だった。早めに駅に着いたので数人で観光協会まで行き高麗山の地図をもらった。「男坂は事故が多いので通らないで下さい」と助言された。大磯駅から住宅地を少し進むと旧東海道の化粧坂(けわいざか)に着いた。松並木を進み、化粧井戸を眺めて進むと蕎麦屋の店先の池にアオサギがいた。我々が近づくと蕎麦屋の屋根に飛び移った。飛び去らないので、また池に下りて金魚でも狙うらしかった。化粧坂よりアオサギへの興味が大きいらしく皆さんアオサギを見上げて、なかなか動こうとしなかった。化粧坂の一番人気だった。
 高来(たかく)神社からは女坂を経由して高麗山に登った。開けた山頂で休憩した。高麗山からの下りは少し急だった。今年初めて登ると言う年配の参加者もいたので慎重に下った。浅間山(せんげんやま)への登りに入り、日当たりの良い広い尾根で草地に座って昼食にした。エノキや桜の木が有り、新緑や花の季節はきれいだろうと思った。
 昼食後、少し登ると水仙群落が有った。ちょうど見頃だった。今年は少し咲いている株が少ない気がした。浅間山手前では潅木の枝に顔を近づけながら何かを探している年配の男性がいた。「イボタの木でウラゴマダラシジミの卵を探しているけれど、なかなか見つからない」との事だった。湘南平からは富士山と青い相模湾がきれいだった。湘南平の南斜面には水仙がたくさんきれいに咲いていた。
 下りは登山道をジグザグに下り、最後は住宅地を大磯駅まで歩いた。駅前で挨拶をして終了した。まだ時間も早かったので有志10人で藤沢駅近くの居酒屋で打ち上げをした。一同、満足のうちに解散した。

淡路島の国生み神話の山へ2024/01/24 13:19

山頂の千光山
 1月18日は淡路島の先山(せんざん)に登った。宿でゆっくりと朝食を食べて出発した。洲本インターチェンジまでバスで行き歩き出した時には小雨が降っていた。最初は車道歩きだった。朝、コーヒーを飲み過ぎたせいか、途中でトイレに行きたくなった。住宅も多く、切羽詰まって来た頃に開店直前のベビー用品の店が有った。開店まで待ちトイレをお願いすると快く貸してくれた。お礼にミニタオルを購入した。
 やがて小学校の前に来た。用務員の女性が掃除をしていた。どこまで行くか聞かれたので、「山まで」と答えると、「すごい」とびっくりされた。登山道に入ると、道脇には所々に掃除用具が置かれよく整備されていた。手造りのベンチやテーブルも有った。
 山頂には立派なお寺が有った。境内には三重塔と狛イノシシが有った。雨はやんだものの天気が今一歩だったせいか、参拝者はおらず、係の女性が一人掃除をしているだけだった。女性に挨拶をしてお参りをした。本堂の回りを一周して戻ってくると、掃除も一段落したらしく、女性は黒猫2匹に餌をあげていた。昼も過ぎたので、我々も本堂から少し下がった展望所で昼食休憩にした。昼食後、洲本の町並みを見下ろしながらコーヒーを飲んでいると、餌を食べ終わった猫も近寄ってきた。無視していると、やがて立ち去っていった。
 下山は天照大神を祀った岩戸神社を経由した。立派な「天の岩戸」とされる大岩の有る神社だった。神社からの下りは落ち葉が多く、登りの道よりは使われていない様子だった。その分、山らしくて楽しめた。最後は咲き始めた菜の花を見ながら洲本インターチェンジに戻った。

沼島で神話の世界を歩く2024/01/23 12:29

石仏を見ながら沼島の山道を歩く
 1月17日は南あわじ市に有る沼島(ぬしま)に行った。新幹線、高速バス、ローカルバス、そして船へと乗り継いで、沼島港に着いたのは12時過ぎだった。20人ほどの乗客が港から散っていくと急に静かになり時間が止まったような感じを受けた。
 階段を少し登ると「おのころ神社」に着いた。社の隣りには、「いざなぎ・いざなみ」の像が有った。説明板によれは、神話で一番最初にできた島が「おのころ島」で、沼島とされているとの事だった。昼を回っていたので像の近くに腰を下ろして腹ごしらえをした。
 神社からは山道に入った。道脇には石仏が100mおき位に立っていた。時々海を見ながら進んで行くと車道に出た。海の方に200mほど向うと上立神岩(かみたてがみいわ)の展望地に着いた。海岸まで歩道を下ると間近に高さ約30mの尖った上立神岩が見えた。神話の「いざなぎ・いざなみ」ゆかりの場所だった。女性5人の観光客がいた。場所を譲ってくれながら「前の方がパワーを感じますよ。岩の窪みがハートの形に見えますよ」と教えてくれた。よく見るとハートの形に見えないこともなかった。写真を撮ってもらった後、上の展望台に戻り、海を眺めながら一休みした。休憩後、出発しようとしたら、先ほどの5人組が上がってきた。レンタサイクルで回っているとのことで、賑やかに歩いて行った。
 再び山道に入り石仏を見ながら歩いた。鳥居のたくさん有る「山ノ大神社」を見て、しばらく進むと。灯台の建つ石仏(いしぼとけ)山に山頂着いた。あいにく樹林に囲まれ展望はなかった。山頂からは石仏を見ながら山道を下り、最後に水仙群落を見ると港に着いた。

戦場ヶ原までXCスキー2024/01/21 14:45

光徳沼から戦場ヶ原に向う
 1月20日は光徳温泉でXC(クロスカントリー)スキーをした。東武日光駅からのバス乗客は数人だけですいていた。中禅寺湖付近には積雪もなく、スキーはどうなることかと少し心配になった。バスが光徳温泉に着く直前に、スキーをしている人が見えたので、ようやく安心した。ホテルフロントでレンタルスキーの手続きをした。「コースは昨日からオープンしたけれど所々土が出ているので牧場を滑る方がお勧めです」との説明だった。
 最初は光徳牧場を滑った。大学生風の10人ほどのグループが練習をしていた。邪魔にならない場所で少し滑る練習した後、牧場を半周ほど滑って倒木に腰を下ろして昼食休憩にした。日が差し風も無くて暖かだった。少し青空も見える中、奥日光の山々が見えた。
 昼食後は光徳沼へ向った。沼まではコース上の雪がつながり問題なく滑ることができた。沼越しに見える奥日光の山々がきれいだった。時間も有るので更に戦場ヶ原に向った。少し土の出ている所があったものの車道手前に出るまで何とか滑ることができた。スキーを置き歩いて戦場ヶ原に入った。木道が広くなったところまで進んで休憩した。しばらくすると男体山に雲がかかり雪が降ってきた。寒くなってきたので引き返す事にした。
 ホテルに戻った頃には本降りの雪になっていた。木々には雪がうっすら積もり、きれいな眺めに一変していた。暖かいロビーでコーヒーを飲みながら外の景色を眺めた。明日からは快適なコースになるに違いないと思いながら帰りのバスに乗り込んだ。

渋沢丘陵で楽しいハイキング2024/01/13 17:51

今泉名水桜公園
 1月12日は秦野市の渋沢丘陵を歩いた。今回はAリーダーの下見に同行した山行だった。秦野駅から歩き始めた。快晴だった。最初に休憩したのは今泉名水桜公園で、池にはマガモやオオバンが泳いでいた。散歩の女性がカワセミがいると教えてくれた。池に飛び込む姿を一瞬だけ見る事ができた。
 しばらく歩くと白笹稲荷神社に着いた。お参りの人が二十人ほどいた。赤い鳥居がたくさん有り、くぐりながら参拝した。「白笹うどん」の看板が有ったので腹ごしらえをすることにした。古民家風のお店で、野菜のたっぷり入ったうどんとお稲荷うどんをおいしくいただいた。最初は誰もいなかったお客も店を出るころには満席近くになっていた。
 畑地を登って行くと震生湖に着いた。関東大震災時にできた湖で、震災の数年後に調査に来た寺田寅彦の句碑が有った。釣り人と散策する人が数人いるだけで、湖は静かなたたずまいを見せていた。
 畑の間を緩く登って行くと渋沢丘陵の最高地点付近まで来た。丸太で作られたベンチが有ったので座って休んだ。鳥に詳しいAリーダーが、木の間を飛んでいる鳥を見てウグイスとヒヨドリを教えてくれた。脇の茂みにはおいしそうなミカンがたわわに実っていた。休憩後は渋沢駅までゆっくり下り、一日の楽しいハイキングを終了した。

本仁田山で楽しいひととき2024/01/08 14:13

山頂直下の急登
 1月7日は、奥多摩の本仁田山に登った。奥多摩駅から車道をしばらく歩いて登山道に入った。登り続けの道で急登も有った。途中で初心者のAさんの靴紐が外れてしまい、締め直すために少し立ち止まった。残りの高低差200mからはBさんが先頭だった。広葉樹が増えてきた急登で、落ち葉で道が少し見分けにくかった。Bさんも少し道を外れながら登っていた。しばらくするとAさんの靴紐が再び外れてしまった。山頂で外れにくい結び方を教えてあげると約束して登り続けた。
 最後に緩い道になると山頂に着いた。ベンチが二つ有り先着の二人が食事をしていた。まずCリーダーが切り株にカメラを置いて集合写真を撮った。続いて我々もお菓子を食べながら休憩にした。少し雲のかかった富士山が見えた。急登に絞られて少し汗をかいて疲れたせいか、Aさんに靴紐の結び方を教えるとの約束は、すっかり忘れてしまった。
 下りは先頭をDさんに変わって進んだ。落ち葉の多い雑木林から明るく開けた場所に出ると瘤高山だった。都心のビル群が見えた。先頭をEさんに変わって急坂を下り始めると、スカイツリーがうっすらと見えていることに気がついた。みんなに教えてあげた。しばらく下ると木の間に大岳山が見えた。二人組の外国人が休んでいた。「赤い靴下かっこいいですね」と日本語で言われたので気分を良くしながら大岳山の写真を撮った。更に10分ほど進むと、集合時間に間に合わず逆コースを登ってきたFさんと会った。「会えて良かった」と安堵した様子だった。
 鳩ノ巣駅前には予定より10分遅れて到着した。予約の民宿で、多摩川沿いを歩いた仲間と合流し、合計22人で新年会をした。今年の目標を各自1文字で表して説明する余興などをして、楽しいひとときを過した。

高麗山で新年会2024/01/05 16:50

登り口の高来神社
 1月4日は高麗山に登った。大磯駅から歩き始めた。松並木のある旧東海道にはサザンカもたくさん咲いていた。国道1号線に出ると、すぐ高来(たかく)神社だった。初詣の装いで、お参りしている人も5-6人いた。参道の先には目指す高麗山が見えた。社殿の裏から登山道に入ると、すぐ男坂と女坂の分岐だった。男坂を下りてきた男性に「こっちは急ですか」と聞くと「結構急ですよ」との返事だった。女坂を登ることにした。
 登り詰めると高麗山山頂に着いた。ベンチが一つ有った。座って白ワインで乾杯し、新年の黒豆、菜の花、シュウマイ、きんぴらゴボウをいただいた。白ワインはあっという間になくなってしまい赤ワインの小瓶も開けた。最後は、お年賀のケーキもいただいた。すっかり良い気分になって高麗山から浅間山に続く稜線に向った。広い尾根になっていて、水仙が咲き始めていた。浅間山には一等三角点が有り、木の間に富士山が見えた。
 浅間山の先は湘南平の広場だった。相模湾、大島、利島、富士山、丹沢大山が見えた。家族連れ、カップル、外国人グループで賑わっていた。海寄りのベンチに座って青い海を眺めながら休んだ。
 湘南平から登山道を緩く下って行くと女性のトレイルランナーが追いついて来た。「どうぞ」と言って道を譲ってあげた。車道に出ると大きなお屋敷の多い住宅街になった。トレイルランナーが登って来て「さっきはありがとうございました」と声をかけられた。先ほどの女性だった。「また山頂に登る」との事だった。大磯駅までのんびりと歩き、帰りの電車に乗り込んだ。最後は藤沢駅前で刺身を食べて打ち上げをしてから解散した。