高御位山の稜線にて2010/01/13 20:31

高御位山の稜線から
 週末は関西の山へ行ってきた。淡路島の山では水仙が満開だった。淡路島へ行くには、明石から高速バスに乗り明石海峡大橋を渡っていかなければならない。垂直距離より水平距離の方を重視したような感じで山登りと言うより旅行と言った気分だった。
 関西の山々をいくつか登りながら、今年の目標をあれこれ考えてみた。今年は、今まであまり訪れていない山域へ行くのも一案かも知れない。最近は兵庫県や岡山県の山に行っていて、このあたりの山々への足跡も広がってきた。今度行くとしたら広島県、島根県、鳥取県あたりだろうか。その他、あまり行っていない県として高知県や福井県、石川県あたりも候補だ。北の方は、かなり行っているけれど秋田県あたりは少なめだ。もう一つ言わせてもらうと対馬の山にも登ったみたいものだ。こう列挙してくると山登りと言うより、すっかり旅行気分だ。
 でも、旅行気分の山登りも馬鹿にしたものではない。先日行った、姫路市近くの高御位(たかみくら)山は300m余りの山なのに岩場が多く好展望の稜線が続いていた。地元では知られているのだろうけれど遠来の私から見ると予想外の発見だった。関東や静岡で300mと言えば、たいてい樹林や植林に覆われている。日本にもこんなところが有ったのかと驚いた。この山をホームグランドにしている人をうらやましくさえ思った。
 今年も旅行気分になろうが、移動に時間がかかろうが、たくさんの山々に登り、いろいろな発見をしたいものだ。日本には、まだまだ良い山がたくさんありそうだ。