桜山へ2009/12/05 21:35

 明日は群馬県の桜山に冬桜を見に行ってこようと思っている。天気も良さそうだ。以前、桜山に桜を見に行ったときは花見にしては、ちょっと寒かったことを記憶している。今回も甘酒などで体を暖めながら眺めてこようと思っている。

一日の楽しいハイキング2009/12/07 20:41

桜山の冬桜と紅葉
 群馬県の鬼石(おにし)にある桜山は山頂直下まで車道が通じている。冬桜を見に来る人は、ほとんど山頂直下の駐車場まで車で来て、ちょっとだけ歩いて桜を見物するわけだ。そこまで車で行っては登山にならないので、今回は鬼石の町中から歩くことにした、
 車道があるとは言え、しっかりした登山道の方も下からちゃんとついていた。雑木林の黄葉はちょうど見頃で、花見じゃなくて黄葉見物だと思った。気温は12月とは思えない暖かさだった。山頂に近づく頃にはすっかり汗をかいてしまった。甘酒よりビールが飲みたいくらいだった。
 山頂一帯は冬桜が植わっていた。山頂の南側の花はほとんど残っていなかった。わずかに一分咲きと言った程度。それでも残っている花はしっかり咲いていて、虫も蜜を吸いにやってきていた。ソメイヨシノは一斉に咲き、一斉に散ってしまう。どうやら冬桜は少しずつ咲き、少しずつ散るようだ。花はこんなものかと少しがっかりしながら昼食にした。昼食後、山頂の北側に移動してみた。すると、こちらは気温が寒いせいか、まだまだたくさん花が残っていた。五分咲きと言った感じだった。ソメイヨシノより少し小ぶりな花がたくさん咲いていた。車で登ってきていた観光客も大勢いた。
 帰りは山道を通ったり車道を通ったりして下山。県道に出たところでみかんを売っていたので購入。近くの神社の軒下に座ってみかんを食べ一日の楽しいハイキングを終了した。

少しは紅葉が残っているかもしれない2009/12/12 21:27

 今日は一日時間があるのでホームページ作成を進めようと思ったら、パソコンが壊れてしまった。この際だからとWindows7の入ったパソコンに買い換えた。ところがなれないせいもあり時間が取られ結局「鯨山」をアップできただけだった。
 一日パソコンに向き合っているのは精神衛生上良くないので、明日は丹沢の三峰にでも行って来ようと思っている。少しは紅葉が残っているかもしれない。

山頂の鍋料理2009/12/17 22:31

大山三峰山への登りで鐘ヶ嶽を望む
 週末の丹沢は目論見通り名残の黄葉がきれいだった。丹沢は他の地域よりも植林が少なめな気がする。だから低いところで見られる遅い時期の黄葉もきれいだと思う。
 登る人も多く、本厚木駅からのバスも50人の客で満員だった。丹沢はバスで行って異なる下山口に下りる形の登山が主流のようだ。普段、地方のローカルバスに乗りながら「このバスはいったいいつまで運行できるだろうか」などと暗い気持ちになることが多いので、満員で立たされていても気分は明るかった。
 山頂は曇り空で少し寒かった。こういうときはポットのお湯があるとは言え、冷たいコンビニのおにぎりでは寂しい気持ちになる。しかも隣のグループは鍋料理を作っていた。おいしそうな香りが流れて来た。
 帰り、本厚木駅ではちょうど特急のロマンスカーが有ったので乗ることにした。ついでにビールを買おうと探したが、小田急のホームではビールは売ってないらしい(熱燗ならもっと良かった)。結局、暖かい缶紅茶を買って乗り込んだ。自宅に帰ってからは久しぶりに鍋にした。

電車の中でぬくぬくとしている方が楽しみだ2009/12/18 23:02

 本格的な冬の嵐が吹き荒れているようで、三島も冷たい風が吹いている。富士山から吹き降ろしてくるので、かなり強い気がする。スーパーも扉を一部閉め切っていた。こういうときは家に引きこもりがちになるのだけれど、そこは気合を入れてやっぱり山登りに行こうと思っている。
 関西の山に行こうと考えているけれど、日本海側はちょっと厳しそうなので、兵庫県の南側に近い白髪岳と笠形山に行くことにした。
 さすがにこの季節風では黄葉の葉っぱはみんな落ちてしまうだろうから、今回は展望を期待して行きたいと思う。とは言え、電車に乗る時間も長いので、どちらかというと電車の中でぬくぬくとしている方が楽しみだ。

山頂のあずまや2009/12/21 18:07

笠形山山頂のあずまや
 週末は冬型気圧配置で、雪の少ない地域の山も寒かった。兵庫県南部の白髪岳と笠形山も寒かった。どちらも駅からしばらく田畑の中の車道歩いて登山口へ向かった。風をさえぎるものが無いので、風が吹くととても寒く感じた。それでも二日目の笠形山では、風も少なかったので快調に歩いた。「こういう平坦なところを歩くのは松尾芭蕉になった気分だ」などと軽い乗りで歩いた。
 本格的登りになると木も茂り風も全く無いので少し汗ばむくらいだった。フリースは用無しになりザックの中へしまった。ところが笠形山の前衛峰の笠ヶ丸に着く頃には、にわかに雲行きがあやしくなり小雪が舞い始めた。笠ヶ丸のあずまやに腰を下ろし、メモに「小雪が舞う」と書いているうちにも何やら本格的な降りになってしまった。
 雪の降る中、山頂に着いた。登山者が二人、あずまやの中で震えていた。「この雪、本当に六角形の結晶になっているぜ」などと震えながらも感動していた。この二人が下山してしまうと、山頂は一人きりになった。予定ではここで40分の休憩だった。仮に早く下山してもバスを下で待つことになる。なるべく山頂で粘ることにした。ふと見上げるとあずまやの屋根は半分無い事に気が付いた。「どのみち横から雪が降るので屋根なんか関係ないな」などと思いながら、かじかむ手をこすりながら休んでいた。山の天気は変わりやすかった。休んでいるうちに青空が少し広がり展望が開けてきた。
 40分後に下山を開始したときは手足がすっかり冷え、足先も痛くなっていた。結局、足先の痛みが取れるまで1時間位かかった。

今年の締めくくりの山2009/12/29 18:51

 明日と明後日、年末の二日間で福井県の山と京都の山に登ってこようと思う。最初の予定では30日に京都の山、31日に福井の山のつもりだったが、31日は冬型気圧配置が強まり、福井の山は厳しそうなので順番を逆にすることにした。
 山登りをすると言うより、日ごろの疲れを癒して気分をリフレッシュする意味合いの方が大きい。ゆえにそう大きな期待をしているわけではないが、雪を見ながら冷たい風に吹かれれば種々雑念も吹き飛ばされるだろうと言うわけだ。
 今年最後の山なので良い締めくくりができればと思っている。