みちのく潮風トレイル 普代村を歩く2019/09/09 14:36

普代への下りの沢
 みちのく潮風トレイル第三回目は普代(ふだい)村から田野畑村を経て岩泉小本まで歩く事にした。出発は三陸鉄道の堀内(ほりない)駅で、しばらく車道や林道を海や山の景色を眺めながら歩いた。普代への下りになると沢になった。全くの沢で道という感じがしなかった。ぬかるみや滑りやすい岩の上を靴を濡らしながら下った。「みちのく潮風トレイル」は並の遊歩道とは違うと再認識した。下りた所は普代村の学校裏で、普代村パンフレットには、かつてこの道は通学路だったと書かれていた。
 村の中心にある食料品店では夕食にするほうれん草やトマトを購入した。魚も売っていて「マンボウも有るよ」と見せてくれた。料理できそうにないので購入しなかった。16時を過ぎていて、駅から宿泊予定の黒崎のキャンプ場までタクシーで向かう事にした。タクシーを呼ぶと、「今、運転手がバスを運転していていないので少し待ってくれ」との事だった。15分ほどするとタクシーがやって来た。「別の仕事をしていて、電話で呼び出された」と言っていた。
 キャンプ場は松の木の生えている雰囲気の良い所だった。管理人さんによれば、「松の枝が落ちてくることがある」との事で、枯れ枝が上に無い良い場所を教えくれた。この日のテントは他に二張りで、それぞれバイクで来ている女性、男性の単独行だった。翌日、女性は北の種差海岸まで、男性は南の気仙沼まで行く、との事だった。バイクだと我々とは行ける距離が違うとあらためて思った。
 翌日は、テントを設営したままで、町営バスで普代駅へ戻り、午前中、みちのく潮風トレイルの寄り道ルートを鵜鳥(うのとり)神社まで行った。昼頃に普代中心部に戻り、食堂で冷麺を食べ、駅の売店で昆布クッキー、昆布まんじゅうを購入し、昆布ソフトクリームを食べた。午後は、前日やり残した普代駅から黒崎キャンプ場までのルートを歩いた。2泊目のキャンプ場には他のテントは無かった。夜中の2時頃にドサッと何かがテントの上に落ちてきて驚いた。松の枝が落ちてきたのかと思った。朝、テントの回りを見ると松ぼっくりが一つ落ちていた。

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