ミモザを見ながら広島市の似島(にのしま)を歩く2020/03/30 15:44

似島のミモザ
 3月22日、広島港からフェリーに約20分乗り、似島(にのしま)の学園桟橋に下り立った。島の中心部に向かう40人ほどの他の乗客を見送り、我々だけは安芸小富士(あきこふじ)へ直登する山道へ向かった。風化した花崗岩のザラザラとした急登で、少し滑りやすかった。稜線に出て勾配がゆるくなると、展望の良い安芸小富士山頂に着いた。対岸に広島市街のビル群が見えた。
 休憩後は、稜線を似島のもう一つの山、下高山(しもたかやま)に向かった。少年自然の家への分岐を左に分けると、ミモザがたくさん咲いていた。意外に高木で、花は見上げる高さに咲いていた。ミモザを楽しんだ後、稜線を下高山まで歩いた。下高山も展望が良かった。
 帰りは、もう一つの桟橋の似島桟橋に下山した。こちらの方が島の中心部に近かった。桟橋前には小さな観光案内所が有り、若い男性が一人で案内していた。似島はバウムクーヘンの日本での発祥地との事で、ここではバウムクーヘンを売っていた。注文すると暖めて出してくれた。アンケートに記載するとコーヒーを無料でサービスするとの事だったので記載する事にした。「ご要望は」との質問が有ったので「レストランが有ると良いな」とつぶやきながら書いていると、「最近できたんですよ。ビールにこだわっているレストランです」と場所を教えてくれた。
 コーヒーを飲んだ後、レストランに行ってみた。ログハウス風の小綺麗なレストランだった。ドイツ風の白ビールを注文した。おいしい白ビールを飲みながら似島をすっかり気に入ってしまった。