奥多摩の鷹ノ巣山へ登る2021/05/19 14:49

榧ノ木山のミツバツツジ
 5月16-17日は奥多摩の鷹ノ巣山に登った。鴨沢でバスを下車した時は本降りの雨だった。狭いバスの待合所はレインウェアの支度をする10人ほどの登山者で少し密になっていた。幸い雨は歩き出して1時間ほどでやんだ。雲取山方面からは次々を登山者が下山して来た。一方登りの登山者とはほとんど会わなかった。途中で七ツ石小屋に泊まると言う単独行者に抜かされた。
 七ツ石小屋のテント場は、キャンセルが有ったとかで我々だけだった。テント場は小屋に立ち寄る人の休憩所にもなっていて眺めが良かった。一方、小屋から上の山は霧で覆われていたので、この日に七ツ石山に行くのは取りやめた。小屋でワインを購入し、ベンチに座って飲みながらくつろいだ。ゆっくりと山の雰囲気を味わっていると、小屋の宿泊者が「良かったらどうぞ」と「ワラビの味噌和え」を差し入れてくれた。
 二日目、夜明け前の本降りの雨は、明るくなる頃にはすっかりやんでいた。いくぶんか軽くなったザックを背負って七ツ石山から鷹ノ巣山へと縦走した。千本ツツジはまだつぼみだったものの木々の新緑はきれいだった。鷹ノ巣山山頂まで来ると、天気はすっかり良くなり広がる関東平野を眺めながらゆっくりと休んだ。誰もいなかった山頂には、やがて若い男性二人組が登ってきた。話を聞くと我々の下山予定コースを登ってきたらしく、帰りは奥多摩駅まで歩くとの事だった。
 下山は榧ノ木(かやのき)尾根を通った。早くもエゾハルゼミが鳴いていてびっくりした。榧ノ木山ではミツバツツジがちょうど見頃だった。

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