木漏れ日の中を蕎麦粒山に登る2021/06/12 13:47

木漏れ日の中を蕎麦粒山に登る
 6月9日は奥多摩の蕎麦粒山(そばつぶやま)に登った。奥多摩駅からのバスは満員だった。ほとんどの乗客と一緒に我々も川乗橋で下車した。他の人はすべて川苔山に向かう人達で、笙ノ岩山(しょうのいわやま)への鳥屋戸(とやど)尾根に取付いたのは我々だけだった。
 尾根は植林から広葉樹の森へと変わって行った。ブナとミズナラの木漏れ日の道は心地よかった。木の間を涼しい風が吹き抜けて行き、周囲からはエゾハルゼミの鳴き声が盛んに聞こえてきた。
 笙ノ岩山を越え、白い岩が増えてくると蕎麦粒山山頂に着いた。東側は防火帯になっていて、隣の川苔山の先には関東平野が広がっていた。山頂周辺には蝶が二匹ずつ涼しい風に吹かれながら舞っていた。サクランボとチーズをいただきながら、ゆっくりと山頂で休んだ。
 下りは林道を通って川乗橋に戻る事にした。山頂から1時間ほど下ると林道に出た。時間が有ったので、腰を下ろしてアイスコーヒーとバームクーヘンをいただきながら、涼しくて快適だった山行を振り返った。

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