みちのく潮風トレイルの後半は南三陸町を歩く2022/05/31 16:21

神行堂山麓の巨石
 5月24日からの「みちのく潮風トレイル」ハイクも後半の3日目に入った。良い天気だった。スーパーで食料を調達し、田束(たつがね)山の登山口に当たる荒沢不動尊まで歩いた。タクシーで歌津に有る南三陸町のスポーツ研修施設「平成の森」まで行って宿泊した。
 4日目は予約したタクシーで荒沢不動尊に戻り、田束山へ登り始めた。霧雨だった。山道は行者の道と呼ばれ、滝や吊り橋を見ながらの登りだった。雨は次第に強くなり途中でレインウェアを着た。山頂手前には大きくて立派なトイレが有り、車道が上がってきていた。トイレから車道を一登りで山頂に着いた。ヤマツツジが少し残っていた。全部咲いていたらさぞ見事だろうを思った。雨風が強かったのでトイレまで戻って雨宿りすることにした。トイレではボランティア風の5-6人が掃除をしていた。「先週はツツジも咲いて人がたくさん来たんだ。雨が強くなるから気をつけてね」と言われた。
 車道を離れ山道を下った。再び車道に出てしばらく進むと神行堂山麓の巨石が有った。3つ有る割れ目は、善人なら通ることができるとの事だったが、狭くて難しそうだった。更に進むとバス停が有った。軒下がバスの待合所になっていたので雨宿りしながら休む事にした。雨は強くなっていた。時々通る車はワイパーを高速にしていた。30分ほど休み少し雨が小降りになってから出発した。
 この日の宿「いりやど」は南三陸町の研修施設だった。シャワーにすぐに入り着替えをした。地元のホヤなどの食材を使った夕食はおいしかった。最終日は良い天気だった。南三陸町の中心部に有る震災遺構にはガイドに連れられた大勢の中学生達が見学していた。「さんさん商店街」で腹ごしらえをして最後に陸前戸倉駅まで歩き、今回のトレッキングを終了した。