矢沢中流で釜と滝を味わう2022/10/06 17:44

矢沢中流で釜を見ながら遡行する
 10月4日は奥多摩檜原村の矢沢中流にウォーターウォーキングに行った。南郷バス停から林道を15分歩いた落合橋から入渓した。10月にしては暑い日だった。水は冷たくて気持ち良く、きれいな清流だった。深い釜も所々に有った。ゆるやかに登って行くと、左手が伐採地になり重機がトラックに木材を積み込んでいるところだった。沢にはたくさんの木が渡してあり、下がトンネルのように暗かった。下を通れるかと不安になったものの、すぐ向こう側が明るく見え、無事通過する事ができた。
 岸辺のピンクのツリフネソウを見ながら進んで行くと、高さ50cmほどの堰堤が有った。ガイドブックには「深いので横の林道まで上がって巻く」と説明されていた。ちょうど倒木が堰堤の左端にかかっていた。水深も左端は浅かった。倒木を足場にして無事全員登ることができた。
 次の2m滝は左手の岩場を林道まで上がって巻く事にした。ちょうど軽トラックがやって来て我々が登ってくるのを待っていてくれた。下から「こんにちは」と明るく挨拶した。もう一つの2m滝を流れのすぐ左側を登って通過すると、やがて5mの堰堤に突き当たった。登る場所が無いので100m程下流に戻って大岩の所から林道に上がって巻いた。次の2段3mの滝は左の岩場を登って巻いた。最後に黒い岩のナメを登って行くと山ノ神橋に着き遡行を終了した。
 帰りは沢の横の林道を下った。落合橋まで下ったところでシートを広げて座り、赤ワインをいただきながら急な流れと深い釜を振り返って達成感を味わった。

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