厳しい西上州の山に登る2022/10/29 17:14

ヤツウチグラにて
 10月21日は西上州の諏訪山に登った。今回は4人のグループだった。浜平(はまだいら)の登山口には車が2台停まっていた。うち1台には出発準備中の男性単独行者がいた。挨拶すると「ネットの記録には平日は誰もいないと書かれていたけれど、今日は人がいて驚いた」と言いながら先に出発していった。
 沢沿いの道は歩きにくく、稜線の湯ノ沢ノ頭に着いた時は予定より30分程遅れていた。小さなピークを巻ながら稜線を進み、小屋跡に着いた時に、どうやら山頂まで行くと時間切れになりそうなので途中のヤツウチグラまでにすることを覚悟した。
 紅葉のきれいなロープの岩場を登って行くと祠の有る小ピークに着いた。ヤツウチグラにしては見晴が悪いので3人を待たせて一人先に様子を見に行った。幸い約10分でヤツウチグラに着いた。360度の展望だった。3人のいる小ピークまで声が届いたので「こちらの方が眺めが良いよ。こちらにおいで。」と声をかけた。全員がが来た後、集合写真を撮り、しばし展望を楽しんでから下山を開始した。
 下り途中で山頂から戻ってきた若い女性単独行者に追いつかれた。「初めて熊を見た。熊って真っ黒なんですね」と言っていた。女性はGPSを見ながら先に下っていった。下りの沢沿いの道も苦労し、登山口には当初の予定より30分遅れで着いた。山頂までは登ることができなかったけれど、十分西上州の山の厳しさを味わった一日だった。車に乗り込み、道の駅に寄って、味噌、シイタケ、蜂蜜をお土産に買った。

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