金華山に登る2023/04/26 14:27

金華山港の海上タクシー
 4月21-25日に「みちのく潮風トレイル」の続きを歩いた。前半は金華山だった。初日は前回終了点の小渕(こぶち)からの再開だった。前回ソフトクリームを食べた食堂で500円のカレーライスを注文して腹ごしらえした。小鉢に味噌汁、生ホヤまで付いてきてびっくりした。鮎川に入り食料とお酒を購入し、半島の反対側に向った。一番高くなったあたりに金華山「一の鳥居」が有った。周囲は桜がきれいだった。
 この日は「おしか家族旅行村」でケビンを借りた。持参の食材でちらし寿司を作り対岸の金華山を眺めながら乾杯した。風が強く夕方に翌日の海上タクシーが出るかどうか確認の電話をした。明日まで待ってほしいとの返事だった。翌日も風が強かった。「おしか御番所公園」で金華山を眺めていると海上タクシーから電話が有り、予定通り運行するとの事でほっとした。鮎川港に着いて待ち時間を利用しホエールランドで鮎川と捕鯨の歴史を学んだ。
 海上タクシーは鮎川港を出港し、荒い波に揺られながら金華山に向った。金華山港には15分ほどで着いた。社務所で宿泊手続きをした。社務所周辺は桜が見頃だった。宿泊所に荷物を置いて金華山山頂に向った。次々と10人ほどの登山者に会った。山頂は風が強かったものの海の眺めが良かった。1kmほど沖合を北海道からの大型フェリーが走っていた。稜線の新緑を見ながら一周し神社に戻った。夕食には鯨の刺身をいただいた。翌朝は祈祷とお祓い、玉ぐし捧げの儀式が終わってから朝食をいただいた。
 帰りの海上タクシーでは約8人の乗客が入れ違いにやってきた。やはり宿泊するとのことだった。「蛭はいましたか」と聞かれたので「いなかった」と教えてあげた。前日よりも少し波の治まった海を鮎川港へと戻った。