誰にも会わなかったゴールデンウィークの山2016/05/12 20:14

行きの尾白山山頂
 ゴールデンウィークだと、人があまり来ない残雪の春山でも誰かしらに会うものだ。ところが今回の城郭朝日山は誰にも会わなかった。標高もさほど高くない藪の多い山で、かつ長い距離を歩く必要の有る山だったので、当然かも知れない。
 それでも登りに通った尾白(おじら)山までは登山道が有り、そこそこ登られているようだった。会津田島駅で見た掲示では5/28に山開きが行われるとの事だった。今年は雪が少なく、連休に登った時点で山頂までの間で登山道に雪が残っていたのは、一箇所だけだった。5/28まで待たなくても山開きができそうだった。山頂には70cm位の標識が一本建っているだけだった。それも傾いていて登山道側は標高を書いた面が出ていただけだった。あやうく見落として通過しそうになった。道が無くなったので、戻って、標識の反対側に「尾白山山頂」の文字を見つけて、ようやく山頂と分かったほどだった。
 長かった今回の山行もようやく最終日の5日目。雨の中を尾白山山頂まで戻ってきた。山に入って以来、誰とも会っていなかった。見ると尾白山の山頂標識は行きの時とは裏返しになっていて山名を記載した方が登山道側を向いていた。曲がって立っていたのも、まっすぐに直っていた。どうやら登っている間に、誰かが登って来て直したらしかった。
 山中では誰にも会わなかったが、どうやら登ってきた人はいたようだった。

コメント

_ 青空山岳会 ― 2016/06/13 21:59

城郭朝日山は尾白山から登られたのですね。
その発想のユニークさには毎度のことながら脱帽です。
5月3日に奇しくもその尾白山に日帰りで登りました。当日はやはり誰とも出会いませんでした。あと一日ずれていたら、バッタリでしたね。

_ 片平俊介(6月14日) ― 2016/06/14 21:23

青空山岳会様
お久しぶりです。コメントどうもありがとうございます。
5月3日は一番天気の良い日でしたね。尾白山の山頂標識はどちらを向いていましたか?
行きには登山道と反対側に山名が、帰りは180度回転して登山道側に山名がありました。
では、またのコメントをお待ちしています。

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