かさなま に登る2016/05/18 21:08

石仏を見ながら歩く
 紀伊半島も南部だと行くのに時間がかかった。朝早く自宅を出たのに紀伊姫駅に着いたときは12時半を回っていた。7時間もかかっていた。目的の重畳(かさね)山に登り古座駅に着いたときは16時半を回っていて、約4時間の登山だった。4時間の山のために7時間の移動とは効率の悪い山だった。
 見どころはけっこう有り、滝や山頂近くの石仏、山頂近くからの海の展望など、小さな山の割には楽しめた。天気が良かったにもかかわらずマイナーな山のせいか山中では誰にも会わなかった。
 人の少ない山だと道標の整備も今一歩で道迷いを2回ほどした。1回目は尾根を登って林道に出たときに先の山道がどちらか分からなかったのだ。2回目は隣りの小笠山への林道からの登り口が分からなかった。そんなこんなで、下りはかなり急ぎ足になってしまった。
 山中では誰にも会わなかったが、下山した畑の所では畑仕事をしていた老人に会った。「どこに行ってきたの」と聞かれたので「重畳山に登って来たんです」と答えた。しばらく歩いていると後ろから軽トラックで老人が追いついてきて「昔から かさなま と呼んでいるんだ」と うれしそうに教えてくれた。

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