五島列島の番岳に登る2017/11/30 14:15

番岳山頂より
 五島列島の中通島の番岳に登るため、麓の曽根教会下バス停でバスを降りて車道を登り始めた。白い教会の横を登り、リゾートホテルを脇に見ながら登って行った。九州自然歩道に入って一登りすると山頂に着いた。青い海と白いススキがきれいだった。
 下り途中でリゾートホテルの前を通ると、玄関の方から50歳くらいの女性従業員が山登り姿の我々を見て「どこから来たのか」と声をかけてきた。「東京からです」と答えると「五島は何も無いところだけれど、良いところですよ。山も良いけれど、釣りも良いですよ。」と教えてくれた。
 帰りはバス道を1時間あまり余分に歩いて青砂ヶ浦教会まで行った。教会ではちょうど5-6人の60歳代の観光客と入れ違いになり、中には誰もいなかった。靴を脱いでふかふかの赤い絨毯の上を歩くと気持ちが良かった。寄付の箱が有ったので100円寄付し、後ろの方の座席に座って一休みした。ステンドグラスから夕日が差し込んでいた。白い壁に映った赤や青の模様が、太陽の動きにつれてゆっくり動くのを眺めながらしばらく休んだ。
 青砂ヶ浦教会前から帰りのバスに乗ると、リゾートホテルで声をかけてきた女性が自宅へ帰るらしく乗っていた。「どこに泊まるのか」と聞かれたので「xxに有るホテルです」と答えると「○○でバスを下りると良いですよ。暗くなると分かりにくいので先にホテルに行くと良いですよ」と、教えてくれた。