スロベニア山小屋事情2018/07/30 14:15

Kredarici小屋よりトリグラウを望む
 スロベニアでの12泊中、7泊は山小屋に泊まった。山小屋の密度は日本の北アルプスと同程度で、3時間程度歩くと次の山小屋があり、下山せずに山の中を泊まり歩くには便利だった。山小屋は昼は食堂として営業していた。ただし、お菓子などの行動食は売っていなかった。
 トリグラウ周辺の山小屋は割と混雑していて定員の9割程度は埋まっている感じだった。後半のKRN周辺の小屋はすいていて、他の客は1-3組だった。料金は1泊2食で40ユーロ弱(約5200円)で日本よりはかなり安めだった。クレジットカードを使えたところは3軒、使えなかったところ2軒、未確認2軒だった。
 英語は6軒で通じたが、1軒は全く通じなかった。予約はメールでは受け付けず電話のみだった。ツーリストインフォメーションやホテルロビーに予約を依頼した。1軒だけ電話がうまくつながらず予約無しで行ったら、「キャンセル待ちなので18時まで待ってほしい」と言われた。結局、キャンセルが出て、ベッドは確保できた。確保できないと食堂の営業が終わる21時以降に食堂で寝る事になるところだった。部屋は相部屋(ドミトリー)にしたが、すいている山小屋では実質、個室と同じになった。夕食は3-4種類のメイン料理の中から選ぶ方式だった。朝食はコーヒーか紅茶、パン、ジャム、卵料理と言ったところ。食事時間は1軒は決められた時間だったが、他の6軒は受付時に時間指定するか自分の好きな時間に食堂に行って注文する方式だった。
 トイレは水事情の悪い2軒はポットン式だったが、5軒は水洗だった。食堂は土足OKだが寝室へはスリッパに履き替えて行く方式で、寝室はどこもきれいだった。シャワーは無しが3軒、有料が2軒(4ユーロで2~4分)、無料が2軒だった。ビールは500ccが4ユーロで、日本より少し安めだった。飲料水は3軒が有料でペットボトルで500cc 2.2ユーロ 1500cc 4.4ユーロ程度だった。他の小屋は無料だった。シーツは、有料の所が2軒(2.5ユーロ程度)、使い捨てシーツが料金に含まれているところが3軒、シーツ無しが3軒だった。布団はふかふかで快適なため熟睡できた。室内は暖かだった。暑すぎて、窓を少し開けて寝る場合もあった。

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