小坂志川で釜を楽しむ2022/09/16 18:02

小坂志川の釜を登る
 9月10日は小坂志川でウォーターウォーキングの本番だった。参加者は7名だった。Aさんは初の沢歩きで沢靴や服を新調していた。「登山用品は高いですね」との感想を述べていた。でもせっかく購入したヘルメットを忘れてしまい頭にタオルと巻いての参加となった。
 バスを下車して10分ほどの入渓点から遡行を開始した。川幅が狭くなると、横の岩にはイワタバコの葉がびっしり生えていた。ベテランのBさんが「真夏には紫の花が咲いてきれいなんだ」と説明しくれた。水が深くなった淵では魚の影が素早く動いていた。一人Cさんは「魚がなかなか見られない」とぼやいていた。
 緩い流れが一段落したところで昼食休憩をとった。休憩後は急流の遡行になった。釜が次々と現れた。渓流釣りの経験者のDさんはどんどん釜の深い所へ進み唖然とするみんなを尻目に胸まで浸かって喜んでいた。初心者のAさんも続いて釜に浸かってワイワイ言いながら登って行った。私も負けじと釜に入って進んだ所、バランスを崩してカメラを水没させて壊してしまった。一方Eさんは、水に浸かれば簡単なところを濡れないようわざわざ難しい岩をへつりながら進み「とても面白い」と喜んでいた。
 湯場ノ沢出合で半分水につかりながら記念撮影をした後、林道の橋が交差するところでこの日の遡行を終了した。思い思いに沢を楽しんだ一日だった。

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