蘇武岳の山スキー2017/03/22 21:35

山頂直下の登り
 3/17-18に兵庫県北部の蘇武岳に山スキーに行った。3つのスキー場のうち一番左にある名色(なしき)高原スキー場は閉鎖になっていて山スキーで登るにはちょうど良かった。
 初日は、下部で簡単な練習をした。二日目が本番で山頂を目指した。リフト券売り場の看板の残る建物を横に見ながらゲレンデ跡をシールを付けて登り始めた。ゲレンデ跡が終わると稜線の登りで所々下りも混ざった。途中からブナが多くなった。木が無くなると山頂への最後の登りだった。雪庇を見ながら登って行くと山頂に着いた。出発してからちょうど5時間たっていた。山頂には反対側をスノーシューで登ってきた60歳くらいの男性単独行が休んでいた。
 一休み後、シールを外してスキー滑降を開始した。山頂直下は雪もさらさらして滑りやすかった。自分の腕前が上がったのではと錯覚を起こすほどだった。少し登りも混ざる尾根は木の間隔も適度に開いていて快適だった。ゲレンデ跡に出てからは一気に下った。最後は湿った雪になってターンしずらくなり、「スキーの腕前はやはりこんなもんだったか」と悟りながら、直滑降でまっすぐ出発点に戻った。
 苦労した登りも、下りでかかった時間は登り返しも含め1時間40分だった。1回だけ滑り降りる贅沢なスキー登山だった。

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