鹿島槍ヶ岳を10人パーティで楽しむ2022/08/11 15:03

爺ヶ岳のコマクサ
 6-8日に鹿島槍ヶ岳に登った。今回は10人グループのリーダーだった。初日は扇沢から歩いた。蒸し暑い日だった。やがて霧になり少し涼しくなった。雪渓を注意深く渡ると、最後に霧のお花畑になった。ウサギギクやミヤマキンポウゲを見ながら種池山荘に着いた。持参の体温計で全員の体温を確認してから小屋の手続きをした。
 二日目の朝は良い天気だった。針ノ木岳を見ながら爺ヶ岳に登った。爺ヶ岳南峰と中央峰との間にはコマクサが咲いていた。冷池山荘で荷物の一部を預け、鹿島槍ヶ岳に向け登り始めると、人数が一人足りない事に気づいた。キャンプ場で全員がそろうのを待って再度登り続けた。チングルマ、ハクサンフウロ。トウヤクリンドウなどの花がきれいだった。
 山頂は霧の中だった。ツバメが飛び回っていた。ゆっくりと昼食を食べた。十数人の団体が登ってきて混雑し始めたのを機会に下り始めた。冷池山荘に戻り、小屋前で全員の体温を測ると2人体温が高かった。木陰で休み、計り直すと平熱に戻った。夕食前に全員で外のベンチでビールを飲みながらゆっくりと休んだ。
 最終日も良い天気だった。爺ヶ岳への登り返しで雷鳥を見た。良い天気なので爺ヶ岳山頂で集合撮影を撮った。やがて片足の男性が松葉杖を使って登ってきたので、標識前で写真を撮ってあげた。種池山荘からの下りの雪渓は崩落していて上を迂回する登山道に変わっていた。更に下ると前を歩いていた3人組がテレビの「小さな旅」の取材を受けていた。全員無事下山し、扇沢から帰りのバスに乗り込んだ。足並みもそろい、リーダーとしてはまずまずの山行だった。

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