新緑の武川岳を歩く2023/04/19 15:00

蔦岩山付近からの武川岳
 18日は武川岳に登った。名郷から歩き始めた。集落の八重桜やシャガがきれいだった。登って行くと天狗岩に着いた。石灰岩の大岩の積み重ねが60m程続く所で、岩の間や上を縫うように登った。この付近は広葉樹の新緑がきれいだった。最初のピーク前武川岳付近は芽吹きの森だった。ベンチで休んでいるとトレイルランナーが山頂へと登って行った。山頂へ向って進むと、先ほどのトレイルランナーが戻ってきた。「往復にはしたくないんだけれど雨が降りそうなので正丸駅に戻る事にした。できれば更に先へと行きたいと思っている」との事だった。空には黒い雲がかかり始めていた。
 武川岳山頂には小犬を連れた登山者が1人休んでいた。「バッグに入れてきた。げんきプラザからは1時間半で登って来られた」と言っていた。山頂は広々として、ミツバツツジが武甲山を背景に咲いていた。南側のヤマザクラもちょうど満開だった。ガイド地図にはカタクリと書いて有ったので少し西側の稜線に行ってみた。葉っぱを見つけたものの花はまだの様子だった。
 二子山への縦走路は登り下りが多かった。急坂も多かった。次の蔦岩山には女性が二人休んでいた。これから武川岳へ向うらしく「どれが武川岳ですか」と聞かれたので教えてあげた。蔦岩山からの下りは急だった。先ほどの女性達もここを登ってきたんだと感心しながら下った。二子山への標高差100mの登りも急だった。やっとの思いで山頂に立った。二子山からも急な下りで、土の斜面に手すりのように2本の長いロープが付けられ、同行者は「フィールドアスレチックのようだ」と言っていた。
 兵ノ沢沿いなると、流れを見ながらの歩きやすい道になった。のんびりと沢の流れに癒やされながら歩いた。芦ヶ久保では道の駅に寄って、お土産に横瀬町の野菜を購入した。結局、この日は雨には降られず、新緑の稜線歩きを楽しむ事ができた。久々の5時間を越えるコースタイムの山行で、夏山に備えたトレーニングができて満足した。

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