飯山市のなべくら高原でクロスカントリースキー(2)2020/03/15 14:03

牧峠からの下りで
 3月12日、なべくら高原のクロスカントリースキーも二日目になった。夜の間に新雪が2cmほど積もっていた。宿のチェックアウトをし、余分な荷物を預かってもらった。出発準備をしながら牧峠まで行く事を告げると「無理しないでくださいね」と言われた。
 車道には雪がたっぷり積もっていた。空の雲は次第になくなり、快晴になった。雪原の雪がまぶしかった。登るに従い新雪は深くなり10-20cmになった。道の傾斜は緩くクロスカントリースキーを滑らせるには快適だった。
 峠までの半分も過ぎた標高800m地点まで来ると、道は斜面を横切って進む場所に出た。右上から落ちた雪で道は埋まり、斜面が右上から左下に続いて道形は分からなくなっていた。左下はそのまま谷へと落ちていた。少し固い雪だった。しっかりと足場を切ってスキーを滑らせた。安全のため同行者はスキーを外して手に持ち、つぼ足で歩いた。50-60m進むと難所の急斜面は終わり、平坦な安全地帯に出て、ほっとした。難所が終わると再び歩きやすい緩い車道の登りになった。
 牧峠には吹きだまりと雪庇ができていて、無雪期とは様相が一変していた。周囲の潅木には霧氷が付き、日に照らされて輝いていた。荷物を下ろしてゆっくりと休んだ。一休み後は、往路を戻った。難所の斜面は、雪が緩くなり我々のトレースも有って行きほどは苦労せずに通過した。最後は真っ白な雪原を楽しみながら滑って宿に戻った。

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