快適な石鎚山の避難小屋2022/05/23 19:00

アケボノツツジを見ながら天狗岳に向かう
 5月9-11日に石鎚山に登った。堂ヶ森を目指して登山口を出発した時には雨が降っていた。途中でやんだものの堂ヶ森山頂は霧だった。愛媛大学の堂ヶ森避難小屋に着く頃に、ようやく霧が晴れてきた。小屋はきれいで快適だった。
 二日目は石鎚山へと縦走した。時折、霧がかかるものの展望は良く、正面に目指す石鎚山が見えた。稜線は誰もいなくて快適だった。少し離れた岩場にアケボノツツジが咲いていた。石鎚山の弥山直下の階段まで来ると急に登山者が増えた。弥山は少し霧に覆われていた。霧の晴れ間を待って、最高峰の天狗岳に向かった。途中の岩場はアケボノツツジがきれいだった。植生保護で以前の岩の下を歩く道は閉鎖され、岩の上を行く道だけになっていた。前に来たときより難しかった。この日は土小屋にある国民宿舎まで進んで宿泊した。
 三日目は朝から本降りの雨だった。雨の稜線を風に吹かれながら瓶ヶ森へと縦走した。瓶ヶ森の登り口まで来ても雨は降り続いていた。瓶ヶ森山頂はあきらめ、水浸しの笹原を通って避難小屋へ直行した。避難小屋はきれいだった。レインウェアを脱いで濡れた衣類を乾かし、スープを飲んで体を暖めた。
 下りは東之川に向かった。最初の急斜面では、アケボノツツジやムシカリがきれいだった。斜面が緩くなるとヤマシャクヤクの群落が有った。清楚なたくさんの白い花に感動した。雨は次第に小降りになり、登山口に着く頃にはやんでいた。帰りの西条駅までのバスの乗客は我々だけだった。

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