湯煙を見ながら別府の大平山に登る2021/12/19 14:21

大平山への一直線の登り
 14日は別府の大平山に登った。東京から移動した日の登山だったので、歩き出しはすでに午後になっていた。桜の園の端に登山口があった。登山道は草原の中の一直線の登りだった。振り返ると別府の市街地が望まれ、湯煙があちこちから上っていた。
 急坂が終わって少し勾配が緩くなると山頂に着いた。町が一望でき海がきれいに見えた。反対側の裏手には木の間に鶴見岳が見えた。時間も無かったのであまりゆっくりせずに下山する事にした。下山は反対側の森の中へ向かった。通行止めとなっている鶴見岳へ道を分け谷に下って行った。しばらく進んだ山の斜面で道が分らなくなってしまった。チェーンソーを使っていた作業者が「下りは舗装路を行くんだ」と教えてくれた。舗装路を恵美須社まで下った。恵美須社は小さくて趣のある神社だった。
 神社から山腹を巻く作業道を進んで行くと、途中から不明瞭になり森の中のヤブになってしまった。ヤブをかき分けて進むとゴルフ場に出た。すでに遅い時間でプレイヤーはいなかった。登り直してゴルフ場の敷地を出てから、草原と森との間を山腹の道を進んで行った。最後に出発点の桜の園に無事たどり着く事ができた。
 やや早足で歩いたので予定より一本速いバスに乗ることができた。別府駅での電車への接続も良く、この日の宿泊地、佐伯には予定より1時間ほど早く着くことができた。かくして慌ただしい初日の山登りは無事終了した。